45枚。修正20220313。満州で終戦をむかえた母の実話。小学生低学年の女の子が、千キロもの道を歩いて生き延びる。
1872年、ソルトレイクシティ。 その日ユニオン・パシフィック駅に降り立った木戸孝允は、世界万国の優れた文明に広く知見を求め調査する、という目的から構成されたこの重要な使節団が、まさかこんな辺境の地で三週間を過ごす羽目になるとは想像だにしていなかった。モルモンとアメリカ陸軍が互いに睨みを利かせているこの街で、彼は何を見るのか。 いじんとは、何なのか。
感動の最終話。 間垣富三一行の旅が終わる。をどあけるの少女たちに隠された秘密とは?
これが、医療現場のリアルーーーー。そこには、本来思い描かれるような崇高さも、高尚さもない。ただ歴然と横たわる『現実』。 綺麗事だけでは、いずれ破綻することを誰もが実感している、現場の空気。現役医師が伝えたい、医療の現実がここに。国民全員に読んでもらいたい、衝撃の医療物語である。
いつか投稿した、『斎藤マリー・ストーリー』のサイドストーリー。 脇役であった川口幹夫(ミキオ)に焦点を当てる。 彼は強制収容所7号室で不思議な夢を見るようになった。 それは高校生の彼が知るはずもない、20世紀の大戦争の歴史だった。 大祖国戦争で最大の激戦地となったスターリングラード戦、ママイの丘の激闘。 独ソ両軍が何度も占有権を奪い合い、 兵隊の屍が重なり合って丘の形が変わったと伝えられている。 ミキオは、夢の中でソ連軍の軍服を着ていた。 弾薬が満載された短機関銃を持たされた。 丘の先にいるドイツ戦車部隊に照準を合わせる。 戦争のことなど何も知らない日本人の彼が、そこで一体何ができるのだろうか。
学園生活シリーズの新作にして、毎度おなじみのサイドストーリーである。 今回は最大のテーマを『原点回帰』としている。 今回の主人公は高校2年生の高野ミウとした。 高2といえば、初代の学園生活ではミウがナツキに 口説かれてボリシェビキに入るのだが、今回はそれがない。 高野ミウには過去作品のような強大な権力がなく、 根暗な美少女として学園生活を送る様を描く。 主要なテーマは、 『恋愛』 『女子のいじめ』 『美術部』 『強制収容所』 であるが、はっきり言って今までの作品と大差ない。 特に『序章 そのいち』~『序章 そのさん』までは、つまらないので読む必要がない。 『本編』と書かれた話数から読んでほしい。
伊西 殻さんと文体交換(相手の作品を自分の文体で書き換える!)をしてみました。 私は伊西さんの【一日一つひとかけら百合】2021/09/08分(https://am750.fanbox.cc/posts/2690752)を元に文体交換させていただきました。 よろしければ読み比べてみて下さいね~! 伊西さんが書き換えて下さった拙作「あたシープと後藤ライオン(http://slib.net/32776)」のリライトはこちらです→https://am750.fanbox.cc/posts/2917412