第1話 消えた石像の謎。 動物や植物に酷似した亜人達の住む世界。 科学と魔法が共に栄える文明で紡がれる物語。 稚拙だけど等身大の全力。 君影草と魔法の365日。 愛娘と楽しい時間を過ごしたゲーム『とんがりボウシと魔法の365にち』より。
某テレビ局のスタジオ。 終末論をめぐってパネラーが二手に分かれ、今まさに議論は白熱していた。 物理学が専門の大木という大学教授がやや興奮気味にしゃべっている。「あんたたちは何かというと人類の終末だの、この世の終わりなどと世間の不安を煽るが…
地球を支配した最強のロボット「SsR」と我ら日本人の物語 (ロボット要素は極薄なのでロボットが苦手の人でも大丈夫です。)
朝、家を出ようとした高木は、妻に呼び止められた。「あなた、せっかく作ったお弁当を忘れないでよ。それから、今日は急に雨が降るかもしれないそうだから、傘を持って行ってね」「ああ」 上の空で返事をし…
母が過ごした青春期。20歳前後に経験した出会いと別れがあったからこそ今があるということ。どこにでもあるような、それでも世界にひとつだけの居場所。ラインなんか無かった時代に、繋がっていた友。娘に伝えていきたい物語がありました。