自分を殺してまで恋なんてしない
へそピアスをしない理由を「殴られると痛いから」と答えた彼女のことを、やっぱり好きだと思った。
「若くていいわね」の呪いの話。
決めないという自由。
ちぎれて、むすばれて、ほどけて。
バレンタインデーじゃなくてもチョコレートは食べるし、恋人同士じゃなくてもセックスする。それって何かおかしいこと?
渚って、みんなにチョコレートあげるのかな……小さいな、俺って。
「俺の音楽は好きか?」 「はい、大好きです」 ――俺のことは、なんて聞けやしない。
恋の遺体で焼いた芋は乾いてなくて甘かった。
人肌恋しいのもさ、どうせ秋だからじゃん?
デルフさんに連れられてサマーちゃんのコンサートにやってきたロイドくん。 デルフさんの意外な一面に驚くのも束の間、その場には交流祭に参加する他校の、しかも生徒会長がわらわらとやってきていて――
繋がって、離れて、また繋がって