フリージャーナリストの美波大和は、仕事の無さからある俳優のスクープ写真を撮ろうとする。 しかし、実際に捉えたのはスクープではなく一つの殺人事件で……。 江戸川乱歩著『D坂の殺人事件』を、オリジナルゲーム『SE7EN』の設定上でオマージュした本作は、原作ファン以外でも楽しめるように書いたつもりです。 よければ一読お願いします。
「私、誰かに狙われてる気がするんです」 破滅的に勘の良い、鷹野鏡花はそう言った。そこから物語は始まり、そして終わる。
僕は死んだ。 死んで___、此処に来た。 彼岸花が咲き誇り、空は黄昏の色を保つ世界。 僕はこの世界で、一体何を掴むというのだろう。
前半部分は面倒臭い理屈詰めの文章が続きますが、その理屈が見えざる者の存在を証明する典拠となっていきます。 長弓村で僕が経験した霊・神・仏といった見えざる存在についての話です。
"愛なんて憎しみだけが生まれるものよ" 誰も皆、求められ快感を覚える 愛を欲しさに、人は大切なものを見失い、奪い合う 全て神様が決めた運命なら、私たちは従わなければいけないのでしょうか 偽りの愛なら欲しくない ただ、私だけを求めてください
天谷郁太と淵戸日奈は修学旅行で山中の宿泊施設を訪れた。そこで余興として行われるグループごとの出し物の内、演劇班の台本が何者かに盗まれてしまう。それが日奈の友人であったがために、郁太は当然のように事件解決を頼まれる。時間の猶予が少ない中、二人の探偵が事件解決に奔走する。
父親がアルコール中毒で、母親は病死。ジョエルは貧しい暮らしのなかにあって、絵を描くことに生きがいを見出していました。 似顔絵がうまいと認められて、近所の人から絵を頼まれるようになりますが、お金儲けのために絵を描かせようとする父親と衝突。家を飛び出してしまいます。 路上で似顔絵描きをするうちに病気で死にかけたり、飢え死にしかけたりしますが、そのたびにあの人に助けられます。宮廷画家として認められますが、宮殿から追い出されたとき、あの人の似顔絵を描こうとします。ところが、あの人の瞳の色がわからずに、あの人を捜しながら何十年もたってしまいます。 絵は完成するのでしょうか・・・・・・。
引きこもり生活を5年間続けている狭山蒼生(さやまあおい)は 生涯で一人だけ好意をよせることができた女性、伊田芽麻友(いたがまゆ)が現在行方不明になっていることを警察官の志村という男から知らされる。 その事実を知った狭山蒼生は、伊田芽麻友を見つけるために外の世界へ踏み出す。
ネット中に気を失い、レンガ質の部屋に迷い込んでしまった男。 男はそこからの脱出を図る。 その中で明かされていく「世界」の真実。 真実か愛か、男が選んだ道とは。
タートルランズエスケイプ。それはネット上に浮遊する運営者不明のHP。そのサイトを利用すれば、現存するあらゆる個人情報を消去することが出来る。全米で無差別に犯行を行うシリアル・キラー、ザッパーを追っていた特別捜査官ヘクター・ロンバートは捜査中、ニューヨークで忽然と姿を消します。 後輩捜査官のシンシアは、NY市警のマックス・リヴローチ、そしてヘクターが信頼していた元テロリストの超能力捜査官マヤとヘクターが残した手がかりを元に事件を追います。ザッパーの正体とは。犯罪者と捜査官を煙のように消してしまったタートルランドエスケイプとは。長いので上下収録になっております。どこかで見たな、と言うキャラがちょこっと出演していますがあくまで無関係と言うことで・・・