2015年9月29日どこおちDayで29です。 やっぱり「死ぬときは一緒だ」のイメージが強いからかな。状況はさらっとしか書かれていないのでグロ表現はないですが、死にネタですので、苦手な方はご注意ください。 表紙絵は平のイメージで描いてますが、内容的には特にどのバージョン限定とかにはなっていないです。 とにかく、なにがなんでも29!ということで。
平池誠一は浮遊する。このままではいつか、寝室の天井を突き抜けてしまうに違いない。呉青年は走っている。この街を抜け出す路面電車は、海際から発車する。吉田アリエルは死体を拾う。こんなときに連絡すべきは、彼のボスかあの男。あんまりフツーじゃない人々のエセオカルト日常系(仮)その①。※続きます
一応恋愛小説のくくりになります。すれ違った恋人同士が、お互いを思いあうがゆえに、距離が遠くなっていく。そういった世界を、描くことができたらなと思います。 結末はまだ決めていません。すれ違った二人がどういった物語を紡いでいくのか。そこも楽しんでいただけたら幸いです。
ネットカフェやマンガ喫茶はいつも混んでいるので、直樹はよくブックカフェを利用する。一般的には書籍全般を扱うところが多いが、この『カフェ図書委員』は小説限定の店であった。ここなら料金も格安だし、何しろ空いている。おかげでゆっくりできる、と言いたいところだが...
サイコサスペンスファンタジーである。 蚯蚓(みみず)が見える神経を病んだ主人公が死ぬために沖縄の八重山行き、そこで神人(かみんちゅ)と出会い、神秘体験を経験し、自分を取り戻すと共に、相手の痛みに共鳴する能力を身につける。 600歳のキジムナーともであい、キジムナーの不思議な世界を知る。 東京に戻り、宗教に邁進するアンゴと彼に付きそう自閉症のような症状の少女サヤカと行動を共にする。その中でサヤカは回復し、アンゴは宗教の目的を知って行く。 そして蚯蚓が見えた根源である幼い時の性的虐待を受けたことを知る。その男が未だに児童ポルノで儲けていることを知り、捕まえる。 アンゴは宗教とは人を助けることであるとして、カンボジア復興のために飛び立つ。