俺はプチ 捨て猫だったのを少女に拾われて、幸せな日々だったが、ある日少女の身代わりとなって、トラックに飛び込んでいったつもりだった。猫の神様のもとに居たが、短い生涯だったので、もっと、少女のもとで暮らしたいと、許しをもらい、魂だけが戻れることになった。そして、彼女を守るのだが・・
「何年かに一度、波が虹色に見えることがあるんです──」 奇妙な言い伝えを信じて浜辺に通う紗雪と、人の記憶を蒐集していたとされる高祖父を持つ透子。 海は優しいようで冷たい。美しいようで恐ろしい。 ざざと波が鳴るので、私ばかりが淋しい。
体から宝石を作り出す少女と、辛辣な執事の、廃墟での生活。 ふたりだけの世界のお話。 性的表現を含みますので、ご注意ください。
己の羅針盤を決める自由はあれど、曲がった羅針盤には気をつけたまえ。 While you have the freedom to choose your compass, be weary of the wicked ones.
魔王軍との戦いに勝利したと思った矢先に現れた『ベクター』の力により、『魔境』の封印を巡る戦いは思いがけない局面へ。 そしてキシドロの死を知ったアシキリの元へ、今度はプリオルがやってくる。 悪党側で様々な事態が渦巻く頃、学院見学が始まったロイドたちはそこに予想外の姿で現れた貴族を見つけ――
『魔境』の封印を巡り始まるフィリウスたちと魔王軍との戦い。 『魔王』ヴィランの部下たちが持つ特殊な能力に苦戦する騎士たち。 そしてヴィランが持つデタラメな力について、ヨルムが明かしたその正体は――
何から話しましょうか。まずは俺のことでしょうか。 俺は百田糸。26歳。メモリーブレインである。 メモリーブレインとは、故人が思い残した記憶を 受取ることのできる人間のことである。
鹿のような馬のような山羊のような姿をした<ミラ>と旅人が世界の果てを目指す物語 彼らはなぜ世界の果てを目指すのか、世界の果てとはどこなのか 永久凍土、凍った湖、吹雪、短い夏、雪と氷の世界を舞台にした静かなファンタジーです。
「萌え上がれキョンタム」あらすじ これは、青年キョンタムが 失恋から立ち直るまでの、 とても長い人生の、とても短いお話。 北の国に破れたタリホー連邦。 戦災孤児のキョンタムは 孤児院に預けられ、 幼年期を過ごす。 やがて大人になり、 恋人ティチヴァン・ミュノリと 甘やかな恋愛にふけるが、 ミュノリはある日突然 出ていってしまう。 悲しみにくれるキョンタム。 大手スーパーのティニ屋支店長に なった彼は持ち前のビジネスセンスで 店を成功に導く。 とんとん拍子に出世するが、 いつも、いつまでも心は満たされない。 彼はミュノリを探すが……。 ちょっと不思議な読後感の、 「ファンタジー系」シリーズの スピンオフ作品です!☺️
緑色が好きなのも、もち肌に生まれついたのも、理由があるって知っていた。 「すらりん?」「ナイト様?」「すらりん!」「ナイト様!」 でも考えてもみなかった。私のナイト様と、この世で再会することになるなんて! ナイト様、これで私たち今生も、スライムナイトになれますね! 【一応、某RPG要素が出て来るのでファンフィクション設定にしていますが、たぶんコレジャナイものが出ます】