………時刻は午後13時。抜けるような青空は雲一つなく、ここ数日で一番の快晴。私達は今日、戦争を始める。 メカアクション・ファンタジー。
近未来圏超古代インベーダー自然時空文明の余韻。 龍脈放射浮遊球近郊にある自然時空現象の起きる不思議な街。この街の遊園地にあるシークレットなスペースシアタークラブで遊ぶ、オッドアイの眼を持つミステリアスなピエロ、端役のエンティングのラストロゴ役である。自然時象の完成しないモニュメント青空学校には、フィルドワークを重視する学者の両親に連れられて子供の頃から銀河を旅して育った旅行家と失われたサーカスが滞在しています。宇宙生命共鳴時代の近時空圏を航海している天の川銀河を舞台に、アンダーグラウンドな旅人達は自然時象でのダンスパーティ目指して旅たちます。
拝啓、僕を失った世界たちよ 神を失った世界たちよ 僕の期待を裏切ったのはそっちだ いいや、奇跡も平凡に帰すものだからか ならいいんだ 神を失った文明は衰退するだけ 全てに意味は無いのだから この無意味な世界で愛を為せ それが唯一の意味となるから
天帝の性を乗り越えて。永久の罪と永らえて。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。
あなたたちは何者なのでしょうか。何のために死に、何のために生まれたのですか。いいでしょう。私がその答えを教えてあげます……………………それはそれとして、あなたは思案の果てに何を見ましたか。よければお聞かせ願いたい。
人類は確かにここ、東の果てに楽園を創ったようだ。 扉の先には、美しい園が広がっていた。その絵はまさにミレーの『春』のような輝かしき絢爛だった。遠く、樹の木陰で本を読む少年。花が咲き誇る庭を散歩する乙女たち。彼らは僕と同じなのだ。彼らは僕がやってきたことに気づいていたようだ。少年は本を閉じ、乙女たちは手を振ってきた。…………涅槃脳。私を僕を、神や仏にしないで、悟らせないで。
命なんてこんなものだ。研究室に沈黙が訪れ、装置が起動した。 『終末プログラム起動』 私を閉じ込める装置にはその文字が表示されていた。…………旧人類の残した禁足地へ。政府が入ったら死ぬと告げたその地へと歩む少年に世界の真実が立ちはだかる。
七日目なんだ。 世界が始まったのも終わったのも。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。