フキコのフキは大ぼら吹きのフキ、嘘つきのフキちゃんと、音楽を愛する気弱な小学生佑と、愉快な仲間たちとが織り成すハートフルファンタジー。第十九回小説現代新人小説賞第一次通過した作品です。
三石は山頂に立ち、天下を俯瞰するかのように世の中の全てを見下ろしていた。風に吹かれ、彼の姿はまさに颯爽としていた。 「三石!そんなに自分に酔ってないで!」 どこからか甘えたような声が聞こえてきた。 三石が振り向くと、そこには氷のように清らかな女性警官、仙人のような気品を漂わせた女剣仙、妖艶で魅惑的な狐族の王女、そして可愛らしく純粋な人魚の少女などが、一斉に不満げな表情で彼を見つめていた。 三石は額に手を当て、心の中でため息をついた。 「やっぱり女は俺の修練の邪魔になるだけだな……」
召喚獣×特殊感覚ファンタジー❖Cry/シリーズA・C1❖ 隠れ里から新たな義手を探しに旅に出る彼は、不思議な少年と「彼女」に出会った。次々と巻き込まれる外界の騒乱の中、彼だけが持つ「心眼」が視たものは―― image song:パレード/butterfly by BUMP OF CHICKEN
∴DシリーズD3完全版・不定期公開・12/18大量誤字修正∴ 人間と化け物が共存し、化け物の数がとても減った時代の「宝界」。封印された竜宮で育った龍斗は、姉を探して入った「竜の墓場」で猫使いのサキに出会う。数奇な運命が二人を引き離し、また引き合わせていく。 DシリーズD2より二百年後で単独で読めます。 image song:HILL-幻覚の雪-/REBIRTH DAY by pierrot
ふと、夏を感じた。 アクルヒのライブ「ふと、夏」の冒頭で朗読するために書いた詩です。 ※ 実際に朗読した内容と少し異なります。
この世界はゲームなの。あたしのアバターが〈モエ〉 高校生のユウタはクラスメイトのトウカを特別に思っていたが、映画撮影に来ていたタレントのモエと出会い、彼女に惹かれるようになる。そして、モエからいくつかの秘密を明かされた。それは、この世界がゲームで、モエはアバターだということ。ユウタの担任の高波がモエと同じプレイヤーで、彼女の恋人だということ。ユウタはモエへの気持ちを諦められないでいたが、〈現実〉の彼女は余命いくばくもない状態だった。
この小説は詩を読んだり書いたりするのが好きな人にまず読んで頂きたく思いますし、Rock Musicがお好きな方にもお勧めです。ストーリー自体は地味かもしれませんが、内容はかなり深いです。最初の1行から最後の1行まで100%ノスタルジーの物語です。