遠雷は徐々に近づき、嵐をもたらす。 ついに河は決壊し、濁流となって大地を根こそぎ奪おうとする。 フェル・アルムは、運命の渦中にある者達は、どうなるのか―― 大気杜弥が綴る、大長編ファンタジー作、完結編!
これは、アリューザ・ガルドという世界において紡がれる物語の一つ。 大いなる魔法の力、 “魔導”を巡る物語。そして膨大な赤い魔力持つ龍人の若者、ミスティンキルの物語。彼が月の世界で、恋人の有翼人ウィムリーフと共に、魔導の封印を解き放ち、すべてが始まる。 気高き龍が、鮮やかな魔法が、そしていにしえの魔導師が、密接に関わりゆく大河ファンタジー。
長編ファンタジー作品『赤のミスティンキル』の前日譚。 主人公のミスティンキルとヒロインのウィムリーフが出会ったシーンを書き上げました。