その町では特産品、酒、味噌、醤油をつくるときに、樽の蓋を少し開けておく風習があった。発酵をたすけるあらた(新)神が入ってほしいからだ。
数千人規模のオーバードーズコミュニティ管理人の描く最新の令和。極東最前線。クソゲー日本。子殺しの国へようこそ!
いろいろな駅で、その地方の茸をあしらったおいしい弁当を食べる会がある。その会に入るにはテストを受けなければならない。だが入会するとーー
深夜のバンコク。エメラルドに発光する「品川」ナンバーのGT-R(R35)が検問を抜ける。外交特権を盾に、日本巨大資本とタイ汚職官僚が盗難高級車で合成薬物“ブルー・シルク”を密輸。潜入捜査官・坂本は命懸けの高速旋回で組織中枢へ迫り、リサは内部告発の覚悟を固める。隠蔽を担う小林武官。利権と裏切りが交錯し、LFAと2000GTが深夜のバンコクで激突する国際犯罪アクション。
タイの夜行列車が闇を切り裂く――。 逃亡犯、謎のレディボーイ、毒殺、連続殺人。 蜘蛛の入れ墨が示す先は、巨大な人身売買組織の心臓部だった。 日本人刑事・坂本と通訳リサは、チェンマイへ向かう寝台特急9列車の中で、 次々と姿を変えて迫る“真実”に追い詰められていく。 幽霊伝説が囁かれるクンタントンネルの闇、 そして情婦ニーナが秘めた過去と復讐の炎。 USBに記された少女たちの名が、 やがて闇の帝国を揺るがす引き金となる。 疾走する列車とともに暴かれる陰謀、すれ違う正義、交錯する欲望。 終着駅にたどり着くとき、あなたはまだ“真実”を信じられるか――。(全7話)