冬の夜空に輝く夢幻の星々。 消滅した恒星から放たれた光は、湾曲した時空を経て僕にその存在を証明している。 死から生まれた輝き、目的のない旅、いつか終わりが訪れるのだろうか。 誰もが暗幕の星々の美しさに魅了される。 果てしない旅、ここにたどり着くまでに何億光年の間、闇を照らし続けて来たのだろう。 人は明日を思い夢を語るが、過去だけが存在する。 今に留まることさえ出来ない。 夢はすでに過ぎ去り、残された時間はさほどの意味も持たず過去へ書き変わって行く。 刻む時計は、終焉へむかっている。 早く気づくべきだった。 忘れられない時、叶えたかった夢。
「嘆く独身者倶楽部」という、報われない片想い中の有閑紳士倶楽部での日常を書いています。20世紀初頭の雰囲気で、ドタバタと楽しくできればと思って書いていた気がします。片思いの楽しさと、愛するって何だろうとか。詩、哲学、古典的心理学やら神秘主義やらに関心があったので、そんな雰囲気もちょっと入っていますが、細かい点はスルーして喜劇的に楽しんでいただければと思います。
詩集 [Prayer] [わたしを見つけないで] [一等の月] [わたしを見つけないで Ⅱ] [ほんとうの愛] [青薔薇水晶] [無明の恋]