36枚。修正20220313。放課後の美術室。ある日、女生徒がわたしを描いてほしいと言って、セーラー服を脱ぎはじめた。――彼女が最後に残した、『わたしは、幸せだった』の言葉が、今も忘れられない。
76枚。修正20220312。北海道釧路市の幣舞橋(ぬさまいばし)のブロンズ像、春。彼女が人間になって美術教師と愛し合う物語。1999年以前にニフティサーブで書いていた詩「話しかけてください」を小説にしました。
98枚。修正20200930。平安時代から現代に転生した二人、源順(したごう)と源香耶(かや)。千年のときを超えて、彼らは再び巡り合えるのか? 1999年以前にニフティーサーブで書いていたてのひら小説「新・竹取物語」をもとに書きました。
46枚。修正20181024。1999年世紀末、ウチュウヒトから地球滅亡の知らせを受け取り、生存かそれとも一緒に滅ぶのかの選択を迫られる。彼女の選択とは?――あなたは、最後に何をしますか? 1999年以前にニフティサーブで書いていたてのひら小説「さよなら愛しのチキュウヒト」をもとに書きました。
昨年末に届いた突然の訃報 こんな風にして人は去って行ってしまうのか けれども彼のレシピはずっとこの世に残る 人の味覚に残る。
昭和30年代以降の、愛知県名古屋市周辺の風景が変貌していく様子や、子供達が成長して行く姿を描いていきます。 昭和25年生まれの主人公松山圭司の、小学校入学から高校卒業までの様子を、愛知県尾張地方の風景や風習、家族・友人達の人間模様を様々なエピソードを交えて、少しずつ書き加えていく予定です。初恋や子供の遊び、当時の雰囲気が、少しでも伝われば嬉しいです。
佐木凛と藤川悠真は、キャンパスで心惹かれ合う出会いを果たしますが、鈴木葵の関係で誤解の迷宮に迷い込んでしまいます。家族の危機の影の下には、知られざる秘密が隠されています。誤解の氷山が溶けると、二人は手を取り合って甘い未来に向かい、究極のロマンチックな恋の物語を共に紡ぎます。
あの日の光景を忘れない。 雪の降るアラスカの海岸。二人で見たかった雪が降りしきる中、イーゼルを立てて、僕は君の絵に「赤」を加えていく。病的に白い君の肌を優しく包み込む赤い花。全てよ繋がれ、この刹那に。