昭和8年から始まる物語で、軍人が日本を掌握していた時代、神戸の遊郭を営む尾山晋太郎。 地元の基地の軍人合田重吉と丸菱銀行の頭取金子の二人は、サドの仲間で大阪の老舗の材木問屋檜屋の美人姉妹に、目を付けて自分たちの 遊びの道具として、自由にしようと色々な手立てを講じて、華と幸を手に入れる策謀を巡らせる。
誰かを愛するということは、孤独を抱えるということとは、私は知らなかった。
偶然という名の必然により集まった捻くれ者とその仲間が起こす不思議な学園ストーリー
思春期の苦悶についての短い情景の綴りです。
※BLご注意を
ほのぼのBLを中心とした短編集です。閲覧の際はご注意ください。