水臣を追って理の姫が散り、花守も明臣を除いて殉死を遂げる。 終焉を迎えるかに思えた魍魎との戦いは、大きく様相を変える。 そして、門倉剣護は胸に秘めた決意のもとに動き始める。真白は彼を繋ぎ止めようと必死になるが。 「そして最後は あなたに帰る 白い花びら白い雪 手を重ねたら約束の地に 私の愛しい風が吹く」 ついに終章です。
これは、俺と美雪の昔話。今ではすっかり変わり果ててしまっているけど、それでもこれは確かな真実だった。ここから俺たちは全てが狂い始めた。それまではとても幸せだったのに、アイツが現れたせいで俺たちは終わってしまった。とても苦い記憶だけど、それを封印し続けるわけにもいくまい。だから今語ろう、俺の後悔の記憶を――
俺――佐倉雄介はいつも通りの日々を過ごしていた。俺の周りにいつもの様に付き纏う蒼樹美雪。そして俺とは一切の交を持たないクラスメイトたち。これこそが俺の日常。――だが、ある一人の行動によってそれは壊れる。それは、良い変化であれ悪い変化であれ、必ず変化をもたらす。さて、これはいったいどっちの種類の変化だい……?
自分の初恋はまだ終わっていなかったのだと気付いた雄介だったが、彼はその恋を成就することは不可能だと思い、諦めてしまった。そして、そんな彼のその後は――
田舎で暮らすとこになった憂と、田舎で住んでいるたあや姉とのラブストーリー 姉弟ラブストーリー
何か違うー。 人をいじめることを拒み、いじわるだけど根は優しい。そんな彼に魅力を感じた。 私が関わってきた男の子は思春期であり、青春真っ盛りな分いじめに関与している人が多かった。 でも、そんな中決して人をいじめず、裏で陰口をするわけではなく正々堂々と喧嘩で話をつける男の子がいた。 兄弟思いで困ったときには優しくしてくれる。 私は人をいじめず、周りのことを考えられる人が現れるのを願っていた。 そして、願いが叶い人をいじめず、周りのことを考えられる男の子に恋をした。 卒業したらバラバラになってしまう。それまでに思いを伝えられればいいな。
あだ名「たにし」と呼ばれる彼、谷氏は当たらない占いで有名である。そんな彼に婚活をすすめる友人やら、関係ない人達やらの、これからのお話。短篇の寄せ集めです。
あることが原因で、蔵に閉じ込められてしまった少女。 出たいと願い続け、神様に毎日一回お願いする。 だが、そんな思いは届かず、400年の時が経ってしまっていた。 そして、自分が不老不死だということにも気づく。 そんな少女のところに一匹の鬼と、高校生が現れる。 少女は一体どうなるのか―――― ※ホラー要素含んでいます。 ※更新遅いです。