オッス!オレ、山下ススム。24歳、社会人2年目のリーマンだ! ひょんな事から、栗の木坂に住む68歳の竜一郎伯父さんと一緒に暮らすことになっちまった。 今までノンケと思ってた伯父さんも実はお仲間と分かって、何だか妙な生活に閉口状態。 会社の同僚コウジに片想いを抱きつつ、オレには明日がやってくるのか!? 笑いあり、涙あり、エロもある、ホームドラマなR-18ゲイ小説です。
少女の頃に強姦され、それから男に対して復讐心しか持たない主人公。どう復習していくか? 女性の悲しみが憎悪に変わった時、それは凶器となる。
外見にコンプレックスを抱える女ケイと出会い、主人公が快楽を貪る物語。
初作の『友だちを殺した』と共に、作者の出生の本懐といえるものです。 世間を震撼させた「多摩川・中学生虐殺事件」に衝撃を受け、日本社会に警鐘を鳴らしたくて書きました。 時間のないかたは、後半~末尾にかけての主人公の「独白」をごらんください。 社会のあり方、人間の人間たる倫理正義・矜持襟度・慈悲情愛の大切さを、死をもって訴える場面です。 問題提起の性格上、過激・苛烈な表現があります。 2015年。作順では5番目。