カメは万年などというが、実際の寿命は三十年ぐらいらしい。それにしても、他のペットに比べて長生きであることは間違いない。明美は小動物が好きで、小学生の頃から金魚や小鳥を飼っていたが、皆短命だった。比較的長生きしたハムスターが、目をつむったまま動かなくなっているのを見つけた時は、胸が締め付けられるような思いがした。だから、次に飼うなら、絶対長生きする動物にしようと決めていたのだ......
前作「美しい言葉を話す女性は美しい」が好評だったので、もう一つエピソードをご紹介することにしました。 皆さんやはり審美的な読み物がお好きなんですね。そりゃそうですよね。Web小説なんて、電車の中で読むんですから。
風粒子道路が街の空を覆い、バイクも車も空を飛ぶ。とある田舎町で、バイク好きの少年ジェイクとカイルは卒業までのわずかな日々を過ごしていた。走り続ける時間と、かけがえのないひと時が交差する、儚い青春の一片。
誰もが一度は経験するであろう挫折。 夢と期待とで潰されそうになった日々、わたしは自分の中にある何かを探し続けた。 ある中学生のある何かのお話。
今年の春から大学生になった和田が、『都会で一人暮らしをしている人たちが仲良く笑顔で鍋を囲む会』という長ったらしい名前のパーティ(?)のポスターに気付いたのは、そろそろ木枯らしが身に染みる頃であった。そのポスターは学生課の掲示板ではなく......
ライトBL創作小説 第2章。 距離を置こうとする西山ユウの思いと裏腹に、田所ケンジはより友達として仲を深めたいと考えていた。しかしケンジは焦る気持ちから失言を口にしユウに避けられてしまう。さらには学園祭でお互いに目立ちすぎたせいで思わぬ弊害に見舞われる始末。不良に絡まれる日々、ケンジがユウの身を案じて飛び込んだ先には意外なユウの姿があった。トラブルに巻き込まれつつも、ユウが見せた笑顔に安堵するケンジ。やがてお互いの想いの内を明かし、ついには互いに心を許せる相手へと変わっていくのだった。