生まれつき霊感の強い青年、雨宮しぐると、変わり者のJK霊媒師、城崎鈴那。二人の出会いをきっかけに繰り広げられるひと夏の青春ホラー群像劇。 絵は唐猫 杏さん。
真冬真っ直中に真夏の話ですみません。暖かいお部屋で夏に想いを馳せながらお読みください。楽しんでいただけたら幸いです。
人生が永遠であるなら、死とは、ほんの始まりに過ぎない…… ある高校の一本の桜の木の下で、生徒の自殺者が現れた。そこは、自殺者を次々と呼ぶスポットだった。まるで自殺のリレーでもしているような、そんな場所に足を運ぶことをきっかけに、少年は、人生の意味を探し求めるようになる。 (1992年頃に、書き上げたものです)
ファンタジーやホラー小説映画が好きな方とは作品どもども仲良くなれそうな気がします(〃^ー^〃)よろしくお願い致しますm(_ _)m
逢魔が刻――それは闇を徘徊する魔物が目を覚ます時間。 神楽通りの雑貨店「グローリア」では、今日は開店から閑古鳥が鳴いています。 こんな日が偶然ではなく、必然的に起こる日が稀にあります。 こんな静かな日はそう、「たった一人のお客様」を迎える為にあります。 さあ、間もなく扉が開きます。 貴方が扉の向こうで見つけた品が、貴方の運命にどう作用するかは全て貴方の判断次第です。 それでもその扉を開けてしまいますか?