相手に伝わらなかった伝言ほど、痕が残るものでしてね。同じチョークで、同じ強さで書いてあっても、すぐ消えるものとそうでないものがあるのです。それでも、時間がきたら、全部消してしまわなければならん。申し訳無いような気持ちになりましてな、つい手を合わせてしまいます。 そして、彼は伝言の復讐を受けることになった……
私の涙が雨にとけ出した雨降りの帰り道、何も言わず傘をさしてくれた貴方の横顔が、ただ真っすぐな瞳をしていてクスリと笑えた…。※続きは本文へ。
※別サイトにて投稿したとても短い作品 1人の少年は、ある夢を見た。 パラパラと降り注ぐ雨、社の周りを取り巻く紫陽花。そして、1人佇む少女。 何か違和感を覚えながら日々を過ごす中で、少年は奇跡に遭遇する。
いつも、いつも良いことがあっても、雨が降っても嫌なことがあっても、雪が降っても必ず巻いていた螺子ずっと巻いて行こうと決めていた螺子…。※続きは本文へ。
友達や家族、人間関係を苦手とする一人の少女はたった一人自分を曝け出す事が出来る友達と共に恋愛、喧嘩、挫折、を繰り返して行くなか少女は、感情を表に出すようになる。 たった一人の友達、沢山の事を教えてくれた友達から離れ大人になって行く少女のお話です。
フトしたことから、ハヤブサを怒らせてしまったシュバルツ。 座敷牢の中で暴力的に身体を奪われてしまうと言う下りが、書きたかっただけの小説です。 でも、言うほどエロい表現は無いかもしれません。 楽しめる方だけ、どうぞ
もしもし。僕(私)だけど分かる…? 久しぶり。あのさ…、もしかしたらさ…、もう、声を出して喋れなくなるかもしれないんだ。そう、病気で…。声帯を取らないといけないらしいんだ…。※続きは本文へ。@ココミュ(台本)