元ヤン女子とクズ男子が織りなすほの暗くもキラキラとした青春劇。 コンプレックスとジレンマ、依存と自立、信頼できる人の存在の有難み、幼さ故の傷つけ合い、プライドや意地を捨て気持ちを伝えること、高校生ならではの恥ずかしい全力、傷ついててもぶつかる勇気、立ち直る強さ――そんなものをテーマにしています。
彼女の流した最後の涙と、彼の想いが交差する。 言葉にして伝えきれない彼と、もう会うことのできない彼女の、 切ない恋愛ストーリー。
舗装の悪い田舎道を、そのバスは走っていた。乗客はカニ・栗・ハチ・石臼である。今しも、バスガイドの格好をしたサルが、マイクを片手に案内を始めた。「え、みなさまぁ。本日はぁ、おとぎ観光バスをぉ、ご利用いただきぃ、まことにありがとぅざぃまぁす…