貴方がこれを読む頃には、私の命の灯火は消えているのでしょうか? 貴方は、私の魂の味に満足していますか?
夏祭りの時に、何度も何度も金魚すくいをして手に入れた金魚。いつの間にか白いおなかを上に向け、真っ黒だった瞳は白く濁り、体も白く溶け出し、水面に浮かび上がる。あんなに美しく、優雅に泳ぐ姿とはうらはらに、死んでしまった金魚たちはその役目を終えたかのように、水に溶け出し、腐り混ざり合う。
空は今にも降り出しそうな重い雲に覆われ、緑色の木の葉が嵐が来るのを囁いているかのように見えた。男は傘を片手に、山道をただひたすらに歩き始めた。紹介された診療所へ・・・。
僕は期待感と不安感を抱きつつもいつもの曲がり角を曲がる事に期待し躊躇った。そしていつもの曲がり角に辿り着いた時僕は君にこう言っていた。 君と話が出来て良かった。
ある小さな村で、一夜にして三十六人が虐殺される。その犯人は直ぐに十四歳のアレクサンダーだと判明し、弁護士のトルースヴァーハイトがその村に送られ、彼女はアレクサンダーに疑惑を抱きながら事件を調査し始める。トルースが突き止めるのは決して晴れやかな真実ではなかった。ただ彼女はアレクサンダーの過去と、彼が背負った運命と言う十字架を知ることになる(46枚)。
いきなり尋ねて来たバカな友人<友田>が持って来たのは、謎の老女に貰った呪いの人形だった。それを、自分の髪の毛で試すことになった主人公。本当に大丈夫?
どこかで聞いた題名だって? そんなことはありません。 このお話は、宇宙ステーションでの最終試験に、なぜか11人の受験生がいて…。 …あれっ? 超短いです。 ちょいと読んでやって下さい。 よろしくお願いいたします。
生きている意義が見出せない俺。 前進し続ける彼女。 きっと、俺も彼女も本質は一緒。 俺は意義は見出せないが、やることはやらないといけない、この理屈で動く。 彼女は前進しないと、生きていることがイヤになってしまうから前進している。 俺らは、神様からのエコヒイキに悩んでいた。 ・・・・・(本文より) 小学校で実施された全国学力調査。それは、国算理社、アンケート、と普通の内容だった。しかし、それは主人公の道を大きく変えることであった。
Vague love=あやふやな恋愛 in:ぼーちゃんの短編集 →http://77.xmbs.jp/mimihappy-8964-bo.php?guid=on