大学生となって少し大人の世界を覗くようになり、社会の中で人との関わりで悩む…そんな若者特有の小さく、そして重い感情を綴りました。ここには等身大の現代の大学生がいると思ってください。中高生の方には夢の無い大学生の実情を、社会人の方には少し懐かしいような日常を、年配の方には輝かしい若かりし頃を思い出すような、そんな赤裸々な日々の前の話。
かつて小学生の頃、ピアノ教室を抜け出した上杉は大学生になってもまだ後悔していた。そんな矢先、ピアノの先生と再会を果たす。わだかまりは涙と変わる。
壱星は相楽家に来た翌日、仕事で遅く、昨日会うことのできなかった伯父と再会する。 伯父との会話で、梓と暁仁には血のつながりがないことを知り驚く。