こいはまぽすけ

こいはまぽすけ

ふるさとに背中を向けて歩き出す この足音がぼくの心音

ひたすら書いています。
第11回ブックショートアワード10月期優秀作品
第26回NHK全国短歌大会佳作
第15回角川全国短歌大会東京新聞賞
第13回角川全国短歌大会佳作
第11回角川全国短歌大会東京新聞賞
他、本名でもありますが、秘密です。

縁起を背負う

夫はとにかく縁起物が好きだ。出かけると、いつもお守りや破魔矢を持ち帰って来る。そしてある日、とうとう本物の神様を連れて帰って来た・・・。第11回ブックショートアワード10月期優秀作品

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百合の君(74)

百合の君(74)

あらすじ:異なる時間軸の日本。荒和二年十二月三日、珊瑚をみごもっていた穂乃は、出海浪親によって夫(喜林義郎)から引き離され、その妻となります。後に二人の男はそれぞれ一国の主となり、同盟の証として妻を人質として交換、その時、喜林はずっと探していた妻が出海の妻となり、その心まで奪われていることを知ります。 一方浪親は喜林と同じ赤い目をした珊瑚に心許せず、その距離は実子である白浜の誕生によってさらに開いていくのでした。浪親は珊瑚を喜林の養子に出しますが、喜林との対立が表面化するに及んで、自国に呼び戻します。 珊瑚と浪親の間にある溝を埋め、喜林との戦を避けるため、穂乃は浪親との話し合いに臨みます。

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百合の君(73)

百合の君(73)

あらすじ:山賊、出海浪親は猟師の蟻螂から、妻の穂乃を奪い去りました。その時、お腹には蟻螂との子がいました。 やがて、浪親は八津代国の主となり、穂乃に求婚しました。子の珊瑚も、そのまま自分の子として育てます。 一方蟻螂は古実鳴国の主となり、名を喜林義郎と改めます。義郎は穂乃と珊瑚を奪い返そうとしますが、穂乃の心はすでに浪親のものに。 しかし、運命は珊瑚を喜林の養子にしてしまうのです・・・。

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百合の君(72)

百合の君(72)

あらすじ:穂乃をめぐって深い因縁のある出海浪親と喜林義郎。現在、浪親は将軍となり、義郎は大名として将軍に従っていますが、二人は互いに深く憎しみ合っています。そんな二人に、知らせがもたらされます。浪親には、義郎が謀反を起こしたというもの。義郎には、浪親の執事である川照見盛継が謀反を起こしたというもの。 義郎は出陣し、川照見盛継を討伐します。

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百合の君(71)

百合の君(71)

謀反の兵を挙げた出海第一の忠臣、川照見盛継。行軍中の回想と戦い。 久しぶりにその名が出てきましたが、真砂秀は出海浪親の父です。別所沓塵によって討たれ、その後、川照見盛継と出海浪親は離れ離れになっていました。

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百合の君(70)

百合の君(70)

川照見盛継の謀反と各々の思惑です。途中の回想にある村の襲撃は(8)に、上噛島城の奪取は(15)(16)(18)にあります。また、並作がデンデン太鼓で遊ぶシーンは(40)にあります。その次の(41)がタイトルの由来となったシーンでもありますので、読み返して見ると面白いかもしれません。

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百合の君(69)

百合の君(69)

あらすじ:出海浪親が蟻螂(喜林義郎)の小屋から穂乃を奪って十二年。浪親は山賊から城主、征夷大将軍となり、義郎も兵卒から大名に成り上がっていました。そして穂乃は、身ごもっていた義郎の子(珊瑚)を、浪親の妻として育てます。 穂乃が人質に出されている間に義郎とよりを戻していたという讒言を真に受けた浪親は、穂乃、義郎、珊瑚への憎しみを抱くようになります。 将軍となった浪親が、山賊時代に澄んでいた村で思うこととは・・・。

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百合の君(68)

百合の君(68)

あらすじ:母がさらわれて来た時にはすでにお腹にいたので、珊瑚が出海浪親の実子ではないというのは、皆の知るところでした。珊瑚の実父が誰かと言うことは、それまで上噛島城で大きな話題になったことはありませんでしたが、彼と同じ色の瞳を持つ喜林義郎という男の出現により、急に取りざたされるようになったのです。噂は、もちろん浪親の耳にも入ります。

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ファッション

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百合の君(67)

百合の君(67)

あらすじ:珊瑚は、生まれる前に母がさらわれ、その男と結婚したので、出海浪親を父として育ちました。父は上噛島城の主であり、何不自由のない生活ではありました。しかし、浪親の実子でない彼は、城内の大人達の振る舞いに心を傷つけていました。そして、その傷は弟の誕生によって、さらに深まろうとしていたのです。 珊瑚と大人達との関係は、文末の相関図と58を読み返していただくと、少し分かりやすいかもしれません。

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