最近夢がその内部の世界を連続的に縫合する力に魅せられました。自分でそれがどういったものか考えてみたくなり、「夢」を書いてみることにしました。
しめサバです。夢が持つ不思議な力に興味を持っています。ここでいう不思議な力とは、オカルトチックなものではありません。あなたが夢を見ている時を思い出してください。夢はとてつもない速さで場面が展開していき、初めと終わりでは全く違う状況になっていることが多いと思います(初めは銭湯でおじいちゃんと着衣温浴しながら談笑していたのが、終わりではクラスメートとフルーツを食べながら徒競争をしていたりしますよね)。しかし、それでもなぜか夢から覚めた時そこには一連の流れを感じることができる。あとから見てみれば、そこでの場面転換も言葉の論理も荒唐無稽…でも、夢中になっている時には、それに気が付かない。この「気が付かない」と思わせる何らかの作用、それがとても不思議です。この不思議さに、一歩でも肉迫してみたい。ですから、投稿する作品は自分が見た夢が題材になることが多いと思います。よろしくお願いします。