家電クラッシャーな自分が憎い
駄文です。人を選ぶ話ばっか書きます。あちこちで書いてますが、それらの話を編集した完成品をこちらで掲載していくつもりです。
基本的に専門書と学術書とビジネス書が好物です。小説なんて、純文学以外まともに読んだことねぇ⇐オイ
吸血鬼の娘とその父親、そして侍女が一人。現在の住居に飽きた一族は欧州へと旅立つ。新天地での生活は、治安が悪かった前の土地よりも波乱万丈に満ちたものだった―――― 狂信と異端、純愛と偏愛、兄弟と家族、信頼と裏切り、人間と吸血鬼。 シャルロッテは知っている、触れること、キスをすること、その意志ひとつで世界が姿を変えること。シャルロッテは望まない、自分の世界が変貌してしまう事を。だから願うことは一つだけ、世界がその姿を変えてしまわないように、他者の侵入を拒絶し続ける。その代り、他人の世界が変わってしまったとしても。 くちづけ一つで人を殺せる彼女には、その心の中には誰一人として、踏み込んではならない。
吸血鬼ザイン・ヴィトゲンシュタイン一族、エクソシスト“死刑執行人”、ヴァチカン教皇庁。 アメリカからイタリアへ渡った吸血鬼一族は、宿命の再会を果たし更に手繰り寄せられた運命の糸に操られる。 突如として発生したテロ事件は更に混乱を招き、事件の解決の為に奔走するシャルロッテとアドルフを翻弄する。 3つの勢力を翻弄する、暴力・謀略・そして暴飲暴食。 穏便かつミステリアスな発展を望むシャルロッテ、普通に事件の解決を望むアドルフ。 二人はテロ事件の真相を突き止めることができるのか――――。
人口の減少した世界では、世界を支配するのは特別な者たち。その管理下からも離れた存在は、真赭の吸血鬼と呼ばれる。信仰と人間であることを放棄した少女が求めたものは、断罪の力。正義の名の許に悪を淘汰することが自分の使命だと信じた。力と正義こそが絶対であると信じる少女のファシズムと、現実との葛藤、それによってもたらされる数々の物語。