宇宙、時間、運命の神秘に魅了されて小説を書き始めました。よろしくお願いします。
みなさん、こんにちは。
ペンネーム 美和子と申します。
私の小説は、読者の方が映画を観ているような
感覚で読んでいただけることを目指しています。
宇宙や時間、運命の神秘に魅了されて小説を書き始めました。
ロードして間もないのですが、多くの方に読んで
いただいて驚いています。(幸せです)
よろしくお願いします。
冬の夜空に輝く夢幻の星々。 消滅した恒星から放たれた光は、湾曲した時空を経て僕にその存在を証明している。 死から生まれた輝き、目的のない旅、いつか終わりが訪れるのだろうか。 誰もが暗幕の星々の美しさに魅了される。 果てしない旅、ここにたどり着くまでに何億光年の間、闇を照らし続けて来たのだろう。 人は明日を思い夢を語るが、過去だけが存在する。 今に留まることさえ出来ない。 僕の夢はすでに過ぎ去り、残された時間はさほどの意味も持たず過去へ書き変わって行く。 未来を刻む時計は、終焉へむかっている。 もっと早く気づくべきだった。 忘れられない時、叶えたかった夢。
かすかな記憶。ふとした彼女の仕草。 瞳のなかに君を感じる。 目を閉じる。君がうなずく。 ホワイトカラーの絵の具で時空(とき)を消して 君に逢いたい。 きみのキャンバスに想い出を描いてきみを抱きしめたい。 初めて触れた君の手は とても、繊細で握りしめたら壊れてしまいそう。 リングを見つめる君、クリスマス・イヴ ツリーから放たれた輝きと街のイルミネーションがプリズムのように鮮やかな色彩をかなでる。 君は僕に体を寄せて永遠(ながい)眠りについた。 風に舞うふたつのシャボン玉。触れ合い、重なり合う。 先に消えるシャボン玉、僕はほんの少しの間舞い続ける。 時は子供の頃に吹いたシャボン玉。 tears are falling down your cheeks. duaring you were feeling me, fell into sleep forever
僕は君を探し続けている。 空間も時間もない世界。 「稜君、寂しかった。やっと逢えた。」 「美和子かい。君を感じられる。君の声が僕の胸で響いている」 「美和子は菜摘なのかい」 「ここは、何処なのだろう。君はいつからいるのかい?」 「分からないわ。でも、あなたをずっと感じていた。幸せだったよ」 「もうすぐゼロの時間が消えるのよ。愛が、時間を創るの」