サーシャは女王の命を受け、旅に出る。 帝国に伝わる伝承と自らの予知を確かめるために。 この大陸の3つ分の地の赤き土 紅き金剛が隠され 緋から金の霞が揺らめく この大陸7つ分の海の深き青 藍から荘厳の粒が輝き 海の女神が虹の涙を流す この大陸をてらしだす緋にもゆる陽 すべてを照らす根源であり すべてを無にきすものである この刻の鐘楼を囲いし乙女 その声を持ちいて告げる 万物を司り自然とともにある我らに 祝福を そうして予言は放たれた。 新しい鉱物を探して、豊かな資源を作るために。 凍る未来から世界を救う為に。 そしてその先にある楽園を目指し。
望月家の物語三話目です! 後悔の感情はなかなか消えない。 魂がきれいにならない。 しかし、あの男にはその感情がない。 なんで、あの人は私たちのために苦しんでくれないの。 なんで、あの人のが先に消えるの? どうして……。 ジャパニーズファンタジー2020。
遠い遠い昔、遥か西の彼方、黄金の都に 偉大な王が築いた知識の殿堂、Mouseion(ムセイオン)。 そこには世界中から知識人が集い、 研究の灯は数知れぬ文明の礎となった。 そして、その中に置かれた巨大な図書館には 世界のありとあらゆる書物が納められ、人のすべての知識がそこにあったという。
主人公、牛丸守には過去があった。 もう努力をしないーーーーそんな、彼がある出会いで心を動かされていく。彼女のの名は……
村を焼き尽くされ恋人を失った主人公が復讐のために都会に行く途中で立ち寄った町である出来事に巻き込まれてしまう・・・
まるで干したての布団のように暖かい夕陽の差す時間帯。 仕事から帰る電車の中で主人公、咲坂葵(さきざかあおい)は疲れ果てて眠りに落ちるところだった。ひょんなことから現実と夢の間で不思議な力に目覚めた。そこにいたのは壊れてしまいそうに哀しみ泣き続ける兄妹。妹の少女の名はエイル。葵はエイルと不思議な体験をする。新しい自分たちとの出会いと共に彼女たちは運命に覚醒する。悲劇の事件を解決する為に、二人は未来から来た自分に指令を受ける。 ーー『彼らを死なせないで』ーー 大きく膨れ上がる運命と共に、彼女たちは未来と、死と、自分自身との戦いを選ぶ事になる。 2014年8月を舞台に、過去とリンクしながら物語を進めていく。物語は毎日更新され、現実世界と同じ時間軸で進む。
ここはとある宮殿。その国の王様は国の統治や国外とのやりくりを。王妃はその裏方に回って仕事をしています。王子はサガラという賢明な子がいて、熱心に勉強をしているようです。 王妃は実力派で、貧しい層から今に至りますが彼女はロボットを作るのが得意だったので家来に自分の作ったロボットを使用しています。前は若いロボットを量産したのですが、どういう事か反抗してきたり言う事を聞かなかったりとありました。(王妃は進んだ人工知能と若さが原因だと考えています) そこで、部隊も編成した上で新しく作られた存在。それがオジチャン部隊、オバチャン部隊でした。(見た目年齢は明らかにご老人) 部隊はブルー、レッド、パープル、イエロー。主要はこれだけで、他にもあるかもしれません。 特務だとか突撃だとか、様々な任務を持つ部隊。本作の主人公は、イエロー部隊です。
何も見えない一室。何が何だか分からない少女は状況を知るために、部屋の明かりをつける。 しかし、それは知れば知るほど状況が分からなくなる妙な所だった。 その中を変な登場人物がこの場所から出るために適当に探索する物語。
高校二年生の男子、ケータ。彼に人生初の彼女ができる。 クリスマスイブの夜。デートの待ち合わせの際に彼女が不慮の事故で死んでしまう。 現実を受け入れられない彼の目の前に、幸か不幸か「神様」と自称する者があらわれ、彼に彼女を生き返らせると言った。 彼はどのような選択をするのか…
2035年人類はアンノウンエイリアンに地球の4割を支配された その時人類が開発したAWアームドウェアを操る少年たちが人類の最後の希望をのせてアンノウンエイリアンに挑む!
人間はどこまでが生でどこまでで死なのか、普通の人間は体の中でゆっくりと時間をかけて化学反応をおこし行動しているが、もし、紙が燃えるかのごとく、高速に化学反応を起こす人体が開発され、戦争に使われたら、きっと核同様の扱いとなるだろうという内容。sf戦争記。ちなみに文中の空白は臨場感を出すためにわざと空けているのであしからず。
【2012.2.22第3章公開】 就職活動中の大学4年生・国東勇往は、夏休みに当てのない一人旅へ発つが、人気のない海岸で所持金を使い果たす。炎天下で途方に暮れていたところを、海の家の店主・神谷剛雄に偶然助けられて、数日間寄食することになる。海水浴を楽しんでいたとき、砂浜に建つ慰霊碑を見つけた勇往は、剛雄から海岸の悲しい歴史を聞かされる。およそ50年前の夏、海水浴客で賑わっていた海岸は、地震による津波に襲われて多数の犠牲者を生じたのだった。その夜、寝つけなかった勇往が散歩に出てみると、砂浜に一人で佇む若い女性と出会う。昼間でさえ無人の海岸にどうして?興味を抱いた勇往は、一方的に翌日の再会を約束する。 2003年作品の全面改訂版。全7章、各章を逐次公開する。