売れないアイドル、御堂刹那は事務所社長の叔母から裏の副業をさせられていた。 それは枕営業やAV出演ではなく、拝み屋まがいの仕事だった。 そんなある日、影に取り憑かれた霊感アイドル、鳴滝亜矢がマネージャーと共に刹那の元に訪れる。 なぜ亜矢は影に取り憑かれたのか? 影の正体は? 刹那は影を祓う事が出来るのか? 副業の拝み屋シリーズ第一弾。
ある人間が毎年、盗み聞きで色々な子供達の欲しがっているモノを調査して、 自分のお金で色々なモノを買い、 クリスマスの当日に、サムターン回しなどのピッキングで、色々な家に入って 色々な人達にプレゼントを渡す。というストーリーです。
人生は糞。自分は芥。だけど夢を見ずには生きられない。身の程知らずな願望を抱きもがき苦しむ二十歳の娘の愚かで痛くて滑稽な青春プロレタリア小説。
人生が永遠であるなら、死とは、ほんの始まりに過ぎない…… ある高校の一本の桜の木の下で、生徒の自殺者が現れた。そこは、自殺者を次々と呼ぶスポットだった。まるで自殺のリレーでもしているような、そんな場所に足を運ぶことをきっかけに、少年は、人生の意味を探し求めるようになる。 (1992年頃に、書き上げたものです)
弘化二年の五月も半ば、娘の阿栄と若い門人の為斎を連れ、絵師の葛飾北斎は信州の小布施に向かった。小布施の門人の高井鴻山が造った上町の祭屋台天井画を描く為である。物語の上巻はこれまで北斎の謎とされていた富嶽三十六景と富士講の謎について、更に浦賀で暮らした数年間の訳と、カピタンに頼まれた肉筆画の話を、今まで集めた資料に基づいて描いてみた。 又物語の下巻では、信州の小布施で造られた東町祭屋台と上町の祭屋台の天井画の謎、そして岩松院の天井画の事、更に松代の次席家老小山田壱岐と松代藩勘定方の宮本慎助に渡った北斎の描いた大量の日新除魔図、そして今でも信濃の黒姫に近い雲龍寺に残る為斎の描いた双隻の片方、大作『玉巵弾琴六曲屏風』の龍図など、信州の松代と江戸とを結んだ北斎と北斎を囲む人々の晩年の物語である。
【完結作品】装甲騎兵ボトムズのOVA「ラスト・レッドショルダー」の二次創作作品です。閲覧のご注意としましては、801要素が少しあります。昔の同人誌「LIMBO!」に収録した作品を、今回リライトいたしました。漫画の「残像」をわりと見ていただくことができたので、同じ本から出典したということです。思い出の作品を今回また手直しすることができて、うれしかったです。そのほかの事柄に関しましては、あとがきの方に書いてあります。表紙は今回新しく描きおろしました。読んでいただければありがたいです。
先の大戦で祖父母が若くして他界しました。子供の頃は「戦争って大変だなぁ」と 深く考えた事はなかったのですが、数年前、私自身が祖父母の年齢を越えて、 ふと疑問に思いました。 『なぜ祖父母は三十代の若さで死ななければならなかったのか』 改めて新聞、書籍、WEBサイト、そして空襲の体験記を通して『大東亜戦争(太平洋戦争)』を 勉強し直し三年越しで作品を仕上げました。 私たちが学校で教えられなかった『大東亜戦争(太平洋戦争)』の知られざる事実について、 中学三年生の少女の疑問を同級生の保守派の少年が解消するという形で物語を描いています。 興味のある方、以前から疑問を持たれていた方、なぜ改憲しなければならないのか疑問に思っている方などなど、 多くの皆さまに一読いただけますと幸いです。