最近、おかしな夢を見る少女・蘭遙(ランヨウ)。 彼女は、国王が権力を奮う国、昌麗国(ショウレイコク)の首都・珱(ヨウ)に住む、齢17の少女。 昌麗国の税の取り立ては厳しく、国王に見放された村もあり、決して全員が幸せと言えるような国ではなかった。 そんな昌麗国で両親が営む食事店の看板娘である蘭遙が想いを寄せるのは、ごくたまに訪れてくる青年・紫苑(シオン)。 齢26の彼は、蘭遙を妹としてしか見てくれず蘭遙は頭を悩ませていた。 そんな蘭遙に毎日ちょっかいをかけてくるのは、隣の家に住む青年・燕斉(エンセイ)。 紫苑と同い年で、蘭遙が紫苑のことを好きだということも知っている。 蘭遙18才の誕生日。 祝いに来てくれた紫苑に、想いを告げた蘭遙。 しかし返事はうやむやのまま、“あの時”を迎えた───…。
舞台は舞柳市。そこには、一本の眠り木が存在する。著しく成長の遅い大木であることから眠り木と呼ばれている。そこで舞踊っている少女。彼女は一体何者なのか。眠り木と呼ばれる木で踊る舞姫の真相や舞柳市に語られる伝説について迫る話です。 不定期に更新しますが、かなり遅めの更新になると思ってください。 ※『小説家になろう』でも投稿しております。
ひきこもり男子校生と病んでれ女子高生の物語。 …よく、有りそうな物語(?) 男子校生を“殻”から出そうとする“病んでれ”女子高生。 男子校生、家中引男は“殻”と言う名の「家」「過去」から出されるのだろうか? 女子高生、照闇穂花は彼を笑顔で“殻”から出せないだろうか? 家中は“やんでれ”に耐えられるか? 照闇は“やんでれ”で彼を落とせるか? 此れから「僕らの2大戦争」が“今”始まるーーー。
初投稿です。前回(2015.8.30)のコミティアにて書かせていただいたものです。 この小説は、自分の人生観のようなものを少し表してみたく書いたものです。日々生きていく中で、ふとこの日常がとても虚しく感じる瞬間というのが誰にでもあると私は考えます。その時、死というものを見直すことで生がより濃くなっていくような気がします。この話は後ろ向きな最後ですが、メッセージとしては前向きなものが込められていると理解していただければ幸いです。 ちょっと何を言っているのか自分でも分からなくなってきました(笑)何かアドバイス等ありましたら何卒よろしくお願いします。 akaHOLIC氏の表紙:http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=52280673
昔々、あるところで。 その王国に、今一人の反逆者が出現した。 そして、同じくそれを止める者も。 正義は秩序か、はたまた憎悪か。 決して交わらない二人の青年が繰り広げる、国を巡った戦いの伝奇。 ※まだ終わってません。途中までです。随時更新します