季節感をテーマにした一次創作百合連作短編『カレンダーガール』一話です。 連作短編ですが独立した話であり、掌編に近い短さのため気楽に読んでいただければと思います。
もし、この世界を生きる意味は神様や世界が教えてくれるのではなくて、生きる意味を、私がどう決めるかを神様や世界が期待して見ている。としたら私が生きる意味は歩きながら考えて、好きなように自分で決めてやればいいじゃないか。全ての出来事には例外がある。神秘や奇跡や、その他のはかりしれない何かを期待して。 今の私なら、この仮説を信じて自分で生きる意味を見つけていこう。例外を楽しむだけの生き方で、理由は十分になれたから。だって、その先にいつか生きる意味を見つけられればいいのだから。
学生の戯言Part3。 いつものヤツからしたら幾分と雰囲気が違いますが、このシリーズはこんなもんです。 私の唯一の正の感情かもしれませんね、コレ。
「快楽と戒律は共存しなければならない」 独特な思想を持つと有名な九重美咲は、某国立大学の倫理教師だ。生徒や職員に尊敬の眼差しを向けられる彼女には、反倫理的な裏の顔があった。今は亡き恋人──相沢芹香が忘れられず、彼女の面影を呈した女性たちと関係を結ぶ。しかしどれも本当に求めている愛とはかけ離れていることに絶望し、女を残忍な手口で処分してゆく。そしてまた、新たな犠牲者が生まれようとしていた。
高校一年の夏。 幼馴染のあいつに、彼女が出来た。 恋人同士の絆は、時間が深めてくれる。 なら、幼馴染の絆は、どのくらいの時間を一緒に過ごしたら、恋愛に変わるのだろう。 あいつとの距離は、ほんの指先から20センチの距離。 それでも私には、もどかしい距離だった。
李府の惨事から二十年後、舞台は湖北武当山武当派に移る。いよいよ二人の主人公は登場する。なぞの来歴を持つ李志清に対して、孫貫明はなるべく冷たく遇するが、師の命令でその面倒を見なければならない。二人は果たしてどのようになるのか・・・
はいっ! 出ました僕2~! … はい、落ち着きます。(^^;; 2ということですが、これはその後、ではなく、もう一つの物語的な感じで進めてまいります。 これだけ読んでもいいんですが、できれば前作から読んでいただきたいですね。