一部である「かわたれ時…」の主な原因だった語括神(かたりくくりのかみ)マイがなぜあの事件を起こしたのかが解明される部分が一部ありますが、ゆめみ時から読んでもわかると思います。二部ゆめみ時の二話目です。二話目を読んで興味を持った方は「かわたれ時」も読んでみてください。 人の感情の移り変わり、不安定さをベースに書きました。神々のお話なのに忍者がいっぱい出てきます笑。
短編です。 TOKIシリーズですがまったく関係ありません。稲荷神のイナと家を守る神、ヤモリが人々の記憶を思い出させるお話。 祈るのは人間だけである。その祈りもただお願いするだけではない場合もある。 時の流れに身を任せる神達のとくに他愛もない話。
TOKIシリーズ三部目です。主人公はサキからライに変わりました。今回は全五話の長編にしました。前作のように一つ一つ区切れていません。 今回は弐の世界のお話です。魂と時神、心を中心に描いていく予定です。 人の心は非常に複雑にできている。それはコンピューターのようであり、コンピューターでも制御できないものである。 心によって価値観が変わり、気分によって心が変わる。ゆえに人工知能はいまだに作られない。数式で心を表すことができないからだ。 ライ編一章。
流れ時、最初のお話に戻りますがサキ編から読んでもおそらくわかると思います。タイム・サン・ガールズと一部かぶりますがタイム・サン・ガールズの裏を書きました。太陽は人を導き照らすもの。太陽神は人を導き照らす神。その太陽神が厄を体にため込んでいた。 サキ編最終話。TOKI物語シリーズはまだ続きます。
子供の時の記憶は不思議と曖昧な時がある。不思議な体験を本当にしていたのに、大きくなると常識が邪魔をしてその記憶は夢だったと変換されてしまっているかもしれない。その不思議な体験はいい体験もあれば悪い体験もあるだろう。 もし忘れてしまってもその時に受けた影響は忘れない。サキ編第四話。
天使と悪魔の諸事情(?)を私なりの解釈で物語にしてみました。このお話は骨組みみたいなもので、ここから色々と面白い逸話が生み出せるんじゃないかと思っています。それはまたいつかの機会に‥‥
「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」 桜降る、とある春の日。 凶賊の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。 凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。 そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 やがて、彼は知ることになる。 天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『di;vine+sin;fonia デヴァイン・シンフォニア計画(プログラム)』によって仕組まれたものであると。 出逢いと信頼、裏切りと決断。 『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ――。 近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。