国立有川高校の今年の修学旅行は、なんと月に建造中の宇宙ステーションだった。 ちょっとだけ未来の世界で繰り広げられる、高校生たちの冒険と青春。ライトミステリーの青春SF風味、みたいな感じです。
「粥ちゃんの聖地へ行って、思い切り拝み倒したい」。さえない大学生・五位の長年の願望が、ふとしたことで叶うことに。筋骨隆々の藤原と、もやし青年の、長くて短い旅物語。
『ここじゃない、どこかへ』が口癖であった、高校時代の友人が自殺した。 その後、主人公は警視庁に勤める刑事となり、ある事件の捜査を行う。 あの友人のことを思い出す時、彼女は再び出会うことになる。
地方の田舎の由緒ある神社に住む高校二年生の春哉は、日中は学業そしてスポーツもできない、いわゆるダメ男であるが妖怪とコミュニケーションが取れる。 しかし、春哉は日を問わず、その地方に住むこの世に存在しないはずの者妖怪や幽霊が人に害を与えぬように封印しなければならないという決まりがあり、丑の刻になると代々培われてきた遺伝によりもう一人の自分が表に出る。頭脳、運動すべてにおいて別人に変貌する。 いつも通り退治し倒したはずの幽霊を春哉は封印できずにいた、それは小さい頃交通事故でなくした、幼馴染のひなのであった。春哉そこで使命を裏切りひなのを助けてしまう。 結ばれるはずのない二人の時計が動き出す
ある一人の少年は一人の少女に恋をする。 またある一人の少女は少年の生き方に興味を抱く。 他の少年はある少女を疎ましく思うが、何故か突き放す事ができない。 また他の少女は、なかなか答えてくれない少年に怒りを覚え始める。 そんな、少年少女達の少し不思議な恋のお話。
いまこうして物語をペーストし、概要を書いている私と「物語の内側にいて風景を捉えている」私を分離してみる、というお話です。SF的アプローチもあまり出来ていませんが。 *20150121 第二部更新しました。
地球人(ヒト)の少年・甲田瑞樹と、「妖精」と呼ばれる宇宙人・スズの話。 宇宙人の到来によってヒトは大幅な技術の革新を手に入れ、遂に宇宙へ進出した。 だが一方で、「妖精はヒトにとって致死性の病気を保菌している」という噂が流れ出し、ヒトが妖精を迫害し始める。