宮崎県でテレビ放送中の特撮ヒーロー番組「日神ジャスティオージ」の物語本編では語られることのなかった 前日譚を中心に描いた小説です。現在テレビおよび全国各地のFMラジオで放送された番組(全30話)をyoutubeなどのサイトより無料配信中! 本エピソードも後日ラジオドラマとして公開する予定なので、原作ファンの方は無料配信中の番組本編をご視聴いただくとより本作品の物語をお楽しみいただけます。(ファンの方&よいこのみんなぜひともみてね!)
大雪の晩。灯台に住む青年の元に流れ着いた10歳の少女——物語は50年前の、ある教会の襲撃事件から始まっていた。
何から話しましょうか。まずは俺のことでしょうか。 俺は百田糸。26歳。メモリーブレインである。 メモリーブレインとは、故人が思い残した記憶を 受取ることのできる人間のことである。
殺人の無い長編探偵小説 巣鴨、庚申塚(こうしんづか)探偵事務所に依頼された、とある神社の神主さがし。でてきたものは卑弥呼にかかわる、華麗で奇妙な末裔の女性たちだった。さらに卑弥呼の残したものが現れる。 これをもちまして、草片文庫-幻視小説は、しばらくお休みさせていただきます。
「あらゆる水場に落ちた娘たちが、此処で入れ替わっているのです」 司水家の三姉妹、百合、椿、菫。三姉妹はある日水難事故に遭い、椿だけが助からなかったと思われていた。末娘の菫はその違和を拭えずに悶々とした日々を過ごしている。 伊澤ちはるという娘に出会うまでは。
良い艾を作るじいさんがいた。茸取の名人でもある。ある日木の枝に出る緑の茸を見つけた。その茸は怖ろしい妖怪茸だった。