平池誠一は浮遊する。このままではいつか、寝室の天井を突き抜けてしまうに違いない。呉青年は走っている。この街を抜け出す路面電車は、海際から発車する。吉田アリエルは死体を拾う。こんなときに連絡すべきは、彼のボスかあの男。あんまりフツーじゃない人々のエセオカルト日常系(仮)その①。※続きます
一応恋愛小説のくくりになります。すれ違った恋人同士が、お互いを思いあうがゆえに、距離が遠くなっていく。そういった世界を、描くことができたらなと思います。 結末はまだ決めていません。すれ違った二人がどういった物語を紡いでいくのか。そこも楽しんでいただけたら幸いです。
ネットカフェやマンガ喫茶はいつも混んでいるので、直樹はよくブックカフェを利用する。一般的には書籍全般を扱うところが多いが、この『カフェ図書委員』は小説限定の店であった。ここなら料金も格安だし、何しろ空いている。おかげでゆっくりできる、と言いたいところだが...
サイコサスペンスファンタジーである。 蚯蚓(みみず)が見える神経を病んだ主人公が死ぬために沖縄の八重山行き、そこで神人(かみんちゅ)と出会い、神秘体験を経験し、自分を取り戻すと共に、相手の痛みに共鳴する能力を身につける。 600歳のキジムナーともであい、キジムナーの不思議な世界を知る。 東京に戻り、宗教に邁進するアンゴと彼に付きそう自閉症のような症状の少女サヤカと行動を共にする。その中でサヤカは回復し、アンゴは宗教の目的を知って行く。 そして蚯蚓が見えた根源である幼い時の性的虐待を受けたことを知る。その男が未だに児童ポルノで儲けていることを知り、捕まえる。 アンゴは宗教とは人を助けることであるとして、カンボジア復興のために飛び立つ。
「恋なんてしてなかった」 先輩に振られた梨花。 ずっと苦しくて辛くて でも楽しかった初恋が今終わった。 叶うはずなかったって分かってたのに辛くて悲しくて。
芥川龍之介の羅生門を原作としたその続編です。大変短い小説なのですぐ読み終わると思います。ぜひ、ご一読下さい。よろしければ感想もお願いいたします。
恋人が余命1ヶ月と知り、彼女の心に触れようとする主人公が 彼女の死後も永遠に答えの出ない自問自答を繰り返し、彼女を追いかけ続ける話。 (※2015/9/27加筆) 小説家になろう様でも投稿させて頂いております。( http://ncode.syosetu.com/n9292cw/1/)