このセカイは、神によって支配されていた。神は、セカイを思うがままにすることができる。このセカイには職業という生まれ持った役割があり、そのトップが神である。その他、能力の高い順から王、王子、姫、貴族、戦士、力士、海賊、盗賊、殺し屋、山賊、商人、料理人、加工屋、町人、村人、奴隷である。特殊な超レアアイテムを使えば職業は変えられるらしいが、それを使い職業を変えたものは歴史上3人だけ。そしてその神になんとなく憧れた村人、児島干支(こじまえと)は、そのアイテムを探して、冒険を始めた‼
「じゃ、行ってくるよ」「あなた、ちょっと待って」「えっ、何だい?」「ねえ、今日の晩ごはん、何がいい?」「何でもいいよ」「もう!何でもいいは、ダメ!」「うーん、じゃあ、焼き肉かな」「何言ってんの!給料日前なのよ」「ええーっ、それじゃ、アジの開き...