抜くなと書いてある看板の下に、黄色い小さな茸が生えていた。
信州山奥の小さな町に茸塚とよばれる塚があった。そこに何十年に一度生える茸は死を呼ぶ茸だった。
金で作った釣り針が釣り上げるものは?
その昔、ローマから金を噴く山を探しに、日本に来た夫婦がいた。行きついた金の洞窟は
金の切手を貼ってポストに入れると、どこに行くのだろう。
金の糸を体に埋め込む男がいた。彼が死んで火葬の炉からだされたとき、そこにあったものは?
三助が一夜漬けにする鯖をさばくと、中から金色に光るものがでてきた。
金沢の街で金箔づくりの修業をする男。ある日自分の部屋の障子の桟の上をきらきらと光るものが動いていた。
最近、シイタケやマッシュルームなど食べられる茸に毒が含まれるようになった。どうしてなのか。
宇宙に旅立つ宇宙船。宇宙食に茸が。ある星を見つけ、そこの住人とコンタクトをとる。しかしその住人は──。
電車への飛び込み自殺。あとには死体はなく、茸が転がっていた。
新聞におりこまれた、単色刷りの、薬の宣伝びら、その薬はどのような癌にも効くものだった。それを作っているところに行ってみると──。
草原での気球の旅。赤い地上絵をみつける。それは赤い茸でできていた。降りてみると、そこにあったのは大昔地球に来た異星人のつくったものだった。
やっと買った琥珀のペンダント、そこからは茸が。ヤモリがそれを見た。
この茸を食すと、いったん死んだ後に生き返る。切腹を仰せつかった男の生き返るまでのドラマ。
懐刀が勝手に宙に舞い、魚を三枚におろす。女刀鍛冶の怨念は?
茸が侍に復讐し、侍が茸に復讐する。