朝、目覚めてみるとウロコ人間に変身していた。主人公は絶望の淵をさまようが、家族を養わなければならないという現実を思い起こし、ウロコ人間として生きていこうと決意する。
《文明から離れた生活をしよう》というコンセプトで集った厭世的傾向のあるツアー参加者達。 つれて来られたのは山奥の大きな洋館。ちょっと変わった動きをする洋館の住人達。 主人公は神経症で、誰よりも敏感で、悲観的な〈僕〉。
主人公、石井は探偵職員だが、元は警視庁の辣腕刑事。とはいえ、今の仕事の大半は浮気調査。ある日、石井は殺人現場から立ち去る女を目撃する。それが初恋の人と判明し、容疑者として浮かび上がる。彼女と接触し自首を勧めるが、彼女の答えは11月20日まで、待って欲しいというもの。実はその日付は新興宗教教祖の恐怖の予言、日本列島壊滅の日であった。教祖一味と探偵石井の熾烈な戦いが始まる。
殺人の罪で服役していた主人公は、出所後世捨て人のような生活を送っていましたが、ある日、青春を過ごした街で、若き日の自分に出会います。そして、かつて、気の狂った老人に恋人と別れろと迫られたことを思い出し、それが今の自分であったことに気づきます。 殺人を犯したのは、息子を死に追いやった、その恋人に復讐するためでした。ですから、前回、恋人と別れるよう説得したのですが、今思うに、もしかしたら、それが原因で息子が殺されることにつながったかもしれないと思い直しました。では、若き日の自分に、どう話せば愛する息子が不幸に会わずに済むのか、主人公が試されます。
好奇心旺盛、頭脳明晰、そして超常現象を信じない榊原 司は緑山中の七不思議・・・ではなく最後の八番目の怪談に柳原 舞、綾小路 充、と共に解明を挑む。 人か、祟りか、偶然か?怪談に仕組まれた罠か?真実を掴み取るのはあなたです! 遅筆ですが、これからこつこつ、ハイクオリティなものを書いていきます! あと、PDF 縦書きで読んでもらえるとうれしいです!
『俺の生まれが彼女より先で、そこに兄妹をこじつけた。ただそれだけの事である』 ……深夜の自宅、ソファーでくつろぐ一人の青年。そこに妹の文月が知らせてくれた話は、切羽詰まった様子ながらも何か致命的な部分が歪んでいた。家の内側に漠然と発生した仮定の侵入者、文月のもたらした不条理、適切に折り合いを付けて処理できなければ、彼の行く末はどうなってしまうのだろうか。あるいは別にどうともならないのかもしれないが。