カスパー・ノリス。通称は『禿鷲』。連邦内にはびこる汚職や腐敗、裏切り行為を粛清して回る男だ。凄腕傭兵アーシット・マルカムの手を借りつつも、どんな相手だろうと彼は臆することなく立ち向かい、虚飾と罪とを暴き立てていく。
空に浮かんでいるものに潰される…。 あなたが夜空を見上げた時に何が見えますか? 綺麗な月が見えると思います。 でもそれがただの巨大な物体だったら…。 人を踏み潰すだけの物体だったら…。 私の妄想の話です。 ルカが潰れるまでの一週間くらいを描こうと思ってます。 昔書いた分を一度に上げているため、辻褄が合わない部分もあるかと思いますが寛大な心で見逃していただけると嬉しいです。 変なトコロだらけだと思いますがおかしな人だとでも思ってスルーしてください。
柴田が斎場に着いたのは、式の二十分前だった。入り口には『鹿苑寺正三郎氏お別れの会』との立て看板が掲げられている。早すぎたのか、まだ人は少ない。受付に行くと、親族らしい老人がポツンと座っていた。老人は、参列者としては若すぎる柴田をいぶかしげに......
昭和三十七年、浮橋研正は国鉄に入社し鉄道技術研究所に配属され超電導磁気浮上式リニアモーターカーの研究を始めることになった。研究室内にいた住谷紀代江と懇意になり結婚する。新婚生活は相模原市の貸家で始まった。愛犬タローの散歩をきっかけに聖子さんと知り合い聖子さんの結婚相手を探す一方二人のロマンスが花咲く。隣家の未亡人小池淳子さんの再婚に関して精神的な援助をし再婚にこぎつける。妻、紀代江の外で働きたいとの希望をかなえてやり介護の仕事に専念するようになる。昭和四十五年に超電導磁気浮上特性基礎試験装置が試作されることになり試作・完成した。試験装置を稼働することによって磁気による浮上特性が確認されリニアモーターカーの原理の正しさが証明された。
「ねえ、ねえ、あなたったら」 妻が少し甘えたような声を出したので、久々の休みでゴロゴロしていた大柴は、イヤな予感がした。「うん?」「今ちょっと手が離せないから、回覧板を持って行って欲しいんだけど」 そら来た、と思いながら、念のため......
ある研究者達が沸き上がる研究欲のままに作り出した『超人』と呼ばれる人間をベースに作られた薬品『レプリカ』 ゼロから作られ、人間の姿でありながら人間を超越した能力を保有する『超人』と違い、『レプリカ』は『超人』の遺伝子に他の生物の遺伝子を合成させて作られたものであり、薬を投与された人間は異形の怪物と化す その薬が今、ごく普通の閑静な地方都市に蔓延している 気弱でありながらも危険な男子高校生『木野裕太』とレプリカを狩り続けている女子高生『夏川真魚』の二人が織りなすダークファンタジー 『小説家になろう』にも掲載中の連載中の小説です
大学の先生が生徒に語る形式で書いた作品で、二酸化炭素に目くじら立てる人類に一言言いたかったので書いた小説です。本文にもあるとおり、さまざまな誤解があることを多少はわかってもらえるのではないでしょうか。昨今の環境行政のあり方について訴えたくて書いた作品です。なお、ちなみに、もちろん著者は実際こんな小説のように大学で授業をしていませんので、誤解なさらないでください。あしからず。
風粒子道路が街の空を覆い、バイクも車も空を飛ぶ。とある田舎町で、バイク好きの少年ジェイクとカイルは卒業までのわずかな日々を過ごしていた。走り続ける時間と、かけがえのないひと時が交差する、儚い青春の一片。
未来人がやってきて、発明品の実験台にされた俺は並行世界に飛ばされ、並行世界にいた偽の俺?は元の俺の世界に飛ばされた。しかし、実験装置が壊れたため、お互い知らない世界で過ごさなければいけなくなる。戸惑う俺だったが、周囲の証言から、並行世界でとんでもないことをしでかしていたことが分かった。そこに、奇妙な女生徒が現れる。
ついに並行世界で全自動の戦闘システムが起動した。緒戦は華々しい戦果を挙げたが、徐々にシステムの欠陥が露呈して行く中、システムは何の計算間違いをしたのか、敵の本陣が目の前にある場所へ俺と俺が救った女生徒が所属する小隊を配置した。兵力差は桁違いで、まともに戦えば瞬殺だ。システムが決定したこの奇抜な作戦の意図は何か。それよりも、果たしてこの状況で生きて帰ることが出来るのだろうか。
生徒会長ルイは神出鬼没である。彼女に翻弄される俺は、彼女が「叔父様」と呼ぶ新たなる未来人に遭遇する。彼のおかげで、この並行世界で起きている運命の分岐と俺の役割の謎が解けた。しかし彼は、自分が分岐して導いた運命に干渉してくる別の未来人がいると言う。その未来人の目的は、俺が過去に救ったことのある女生徒と俺とを利用して、この並行世界に破滅をもたらすことであった。
ついに彼女達が俺を巡って火花を散らした。並行世界で俺が蒔いた種は自分で刈り取らないといけないのだが、どうやって切り抜ければいいのだろう。さらに、俺が救った彼女達に招集を掛けた生徒会長ルイ。彼女の思惑に気づけない俺は、彼女の術中に はまっていくのだった。