円満と言えない家庭で四苦八苦する父親は、かつてモテていた時をよく思い出しては自分を慰めていた。 別の人を選んでいれば、幸せな人生があったのかもと、後悔に生きているなか、小汚い老人と出会う。 その老人から渡された、胡散臭いおもちゃは、特別な力を秘めていた。
〝――カプセルが棺桶になったって、別に構わなかった〟 150年の眠りを経て目覚めた「私」が目にしたのは、見知らぬ部屋、見知らぬ荒野、そして自分のことを「博士」と呼び慕う見知らぬ人々だった。近未来SF小説。
【第127回フリーワンライ】 使用お題:ラムネ色 ジャンル:オリジナル 備考:Twitterで開催しているフリーワンライに参加した際の作品です。少し不思議なお話……に出来るだけ爽やかさを求めてみました。さくっと読めますので宜しければどうぞ。 超備考:新作書いたらTwitterで告知してます。宜しければ。http://twitter.com/drawingwriting
【第122回フリーワンライ】 使用お題:逃がさないよ ジャンル:オリジナル 備考:Twitterで開催しているフリーワンライに参加した際の作品です。少し不思議な感じのお話。さくっと読めますので宜しければどうぞ。 超備考:新作書いたらTwitterで告知してます。宜しければ。http://twitter.com/drawingwriting
エリックサティーのピアノ曲のような、環境小説になればと書きました。ぼんやりとした夢のエスキス。お好みのものがあれば幸いです
遺伝子異常により愛情を受けると染色体を壊す青い光を放出する。愛とは逆の感情を押し付けられると自分の染色体が気づついてしまう悲しい少女の物語。医者の御門は少女を生んだ母親をひそかに研究する。 もう一人の医師、斎藤は過酷な環境下でも染色体が破壊されない人類への期待を膨らませ研究を重ねる。染色体が崩壊しないとは放射線に耐性のある人間である。現人類を滅ぼし、私たちの文明を受け継ぎ繁栄させる事を望む。 ※この作品はフィクションです。実際の人物、団体とは一切関係ありません。
高校一年の九 夜真十(いちじく やまと)は、ある日、親友と共に山へ幽霊探しに出かける事となった。 しかし、彼らが遭遇したのは幽霊などではなく、遠い空の彼方から飛来してきた一人の少女だった。 少女は、未知との遭遇で腰を抜かした夜真十の上に股がると、突然彼にキスをした。 その結果、とんでもない出来事が夜真十の身にふりかかる。 これは宇宙人の女の子と、地球人の男の子とのラブストーリーを描いた作品です。
無人戦闘機を繰る人工知能(A.I)の空戦記。高度な自我を持つこれらの人工知能には、あらゆる種類が存在する。 彼らは闘うことによってのみ、己と、そして相手とを知っていく。 「小説家になろう」にも同内容の小説を投稿しています。 (※章ごとに独立した短編としてお読みいただけます。 内容にはある程度の関連がありますが、必ずしも連続した物語というものではありません。)
正式サービス開始から二年経過してもなお、その人気は留まる事をしらないそのゲームの名は《セカンド・ストーリー・オンライン》という。レベル差がありながらも、スキル構成次第で格上プレイヤーに勝てるという、そんなロマン溢れるゲームが話題を呼び、ゲーマーから、普段はゲームなどしない者達の興味まで搔っ攫っていった。そしてやっとの思いで手に入れた中3の少女がダイブインする時、また新たなストーリーが幕を開けようとしていた。