逢魔が刻――それは闇を徘徊する魔物が目を覚ます時間。 神楽通りの雑貨店「グローリア」では、今日は開店から閑古鳥が鳴いています。 こんな日が偶然ではなく、必然的に起こる日が稀にあります。 こんな静かな日はそう、「たった一人のお客様」を迎える為にあります。 さあ、間もなく扉が開きます。 貴方が扉の向こうで見つけた品が、貴方の運命にどう作用するかは全て貴方の判断次第です。 それでもその扉を開けてしまいますか?
彼女のカラーを見つけたい――。 美大に通う諏訪拓海は、出会った人にイメージカラーを付ける癖がある。得意とする絵画は風景画だ。そして、人物画は描くとなるとどうしても躊躇してしまう。 男色家かと粉う和也、元彼女の亜沙子、そして海辺の彼女、様々な人のカラーに揺れ動く拓海の心情。 絵を描くことでしか自分の気持ちを表現出来ない不器用な拓海は、色彩豊かな人物画を描けるのか?アイデンティティ(自己同一性)を絵に求める拓海の色探しが、今始まる。
ローゼルのあれこれでロイドやエリルが悶々とし、アネウロの計画に後手をとってばかりのフィリウスたちが警戒態勢をとる中、ついに本格的な攻撃を仕掛けるオズマンド。 首都ラパンを丸ごと巻き込んでの戦闘が始まる一方で、オズマンドの刺客がエリルの元にやってきて――
スケートが苦手なので、スイスイと滑る体験型VRゲームがあったらなぁ、と思って書いてみたお話です。(小説家になろう様でも公開中)
ある老騎士の元に届いた一通の手紙。 「あの海岸で、もう一度会おう」 忘れもしない懐かしい名前に、老騎士は馬を走らせた。
富士見ファンタジア文庫様より刊行中の「デート・ア・ライブ」の二次創作です。本作品は主人公/五河士道の妹である五河琴里をメインに据えた二次創作となっております。
「千年百年物語」という最近のテレビアニメシリーズの第一話を書いてみました。元のものと大幅に変えてあります。元のものが好きだった人には申訳ないです。このシリーズは2話までしか見ていないので、ラストとかまったく知らないで書いたので、スタッフの方たちには悪いと思います。書き方が思ったままずらずらとセリフとかもどの登場人物かはっきり書かないメモ形式ですので、読みにくいと思います。
夜のコンビニには、不思議な連帯感が漂っている── 常連客は同じ時間にやってくる。夜な夜な繰り広げられる。とある町の小さなコンビニの小さなドラマ (ホラーではありません。ヒューマン……コメディ?)
「性」という言葉を聞いて、人々は何を連想するだろう。 性格、性質、性欲、個性。 性別もその1つだろう。 性別って何だろう。 男女って何だろう。 この話は、そんなことを考えるきっかけになるかも知れません。
ガンダムWの第一話のみのシナリオ稿です。書き方がわからず、当時図書館で筒井康隆先生の「大魔神」というシナリオ本を借りて参考にして書きました。最近の鉄血のものとは違って若かったのでまだ固い感じだし、あらすじもトルーパーのものとよく似ています。サムライトルーパーの大ファンだったのでそういう話だったらよかったのにという思いで書いたのだと思います。