『目次』 1 めずらしくて、おいしいもの 2 亮輔君の家で 3 ぼくの町の話 4 漁船の話 5 近未来はけっこう大変だ 6 本当は怖い、海の体験 7 大人の責任と、ぼくらのきづな 勇人は小学3年の夏、いとこの5年生、亮輔の所に遊びに行った。釣り船を経営する家だ。そこで様々な海の体験と、人や大人とのつながり、心の交流を学ぶ。 大人にこそ読んで欲しいものです。2015年、8作品中7作目
2018年10月1日J.GARDEN43にて発行した合同誌「津田さん、頑張りましょう」よりいちか編 三越編(https://privatter.net/p/3844550)
妻を亡くし悲嘆に暮れる洋介は妻と果たせなかった北海道の旅にでる。 海岸で命を絶とうとする女を洋介は救うのだが、女にも心に傷があった。 洋介は助け出した美人中国人教師と旅に出る。 次第に二人の距離は縮まっていくのだが… この夏実際に起きた悲劇をラブストーリーに…
櫂が薪をくべると、火の粉が散り、薪がはぜる音が大きく響き渡った。みんなはまた無言で炎を見つめていた。時折聞こえてくる鳥や獣の声が、より一層森の静寂を深める