ツイッターにて参加している #文披31題 という企画への参加作品まとめです。 企画主催:綺想編纂館(朧)さま/@Fictionarys
これは、ある冬の寒い日のこと。 人の深層心理の映像を描き出すことの出来る青年画家「スミカ」の元に、一人の少女が訪ねる。 少女の名は「ヒナタ」と言った。 ヒナタは人の意識の上に降り積もる雪を見る事が出来るという。 そして彼女は、亡くなった親友「ヒカゲ」との思い出の絵を描いて欲しいと申し出るのだった。 スミカの手によってやがて浮かび上がる一枚の絵画。 しかしスミカは、その絵に僅かな疑問を抱いていた。 あまりに美しすぎるのだ。
人の世にすまう人ならざるもの、狼男とヴァンパイアの、少しだけBL要素も含めた異種族同士の友情物語。
文芸部員としての最後の夏を迎えた一花は、最後の大会に向けた作品が用意できず苦悩していた。 そこで執筆のためと銘打って、同期で幼馴染の直美とともに、二泊三日の旅行に出る。 それは受験勉強からの逃避行でもあり、ちょっと早い卒業旅行でもあった。 鍾乳洞のある田舎で、自分らしい作品を見つけるための探検が始まる。
随意に書いたエッセイです。 宵の描写から始まって、食い物や移住者の店、お気に入りの古い墓地、ラストはロンド形式で最初の別荘の描写にもどります。 全体を通じて、ひたすら「三浦半島はいいぜぇぇ~~~~~~~~」っというお話でスタ。
昔の流行をそのままの、さびれた店構えの床屋を訪れた亜衣子。前髪を切り過ぎずに済んでいたら、わざわざ、こんな店には来なかったのに。 亜衣子が憂鬱な気持ちで順番を待っていると、おそろしく髪の長い女が来店する。ほんの少しだけ切ってくれと要求する彼女に、店長の息子・永合は「それが本当にあなたのご注文ですか」と問いかける。 少し不思議な床屋でのお話。
電線渡って日本一周なんて、言い出した時には頭イってんのかコイツって思った。今や彼は現代のナポレオン。俺は自宅でダラダラと、一体何してんだか。
生まれたときから私の傍にいた従兄の菖之弼。私たちは恋人でも夫婦でもない。ただ、愛に似たなにかで結ばれている。とある男女の数十年間と、いつかは滅ぶ気怠いこの夏の午後。