帝国の端、国境線に接した街、グロウ・ゴラッド。 帝国から存在しないものとして扱われた、逃げ場のない街。 そんな街で生まれ育ったビーツァとシエレイ。久しぶりに再会した二人は、街の外れにある一つの酒場で酒を酌み交わす。そこは、無愛想な看板娘の名前を冠した、「血まみれジーニャ」という物騒な名前の酒場で。 ――この酒場で起こる波乱とその結末に、彼らの生き様が刻まれる。 そんな物語も、旧友たちが当たり前のように店に入るところから始まって……
久しぶりに故郷で正月を迎えることになった柑渚(かな)。 都会とは違う、のんびりとした故郷の空気に戸惑いを覚えていた柑渚は、神社の境内で、懐かしい顔を見つけて……
恵まれない青春を送ってきた女の子、珠城柚子。ちっぽけな彼女が、小さな失恋を胸に《女王》へと成り上がっていく物語。 そして成り上がった後の愚痴。
短歌です。Twitter @nanako_tanka にて随時更新。 性癖が終わっています。 同じく性癖がヤバい人向け。 どうぞ、お楽しみください。