アイツが居なくなった。 だだっ広い屋上がもっと広くなって、楽しくなくなった。 要らなくなった合鍵。 屋上から見える。幸せそうに白球を追いかける田舎の高校生。 クラスの奴らが話す音楽は耳に馴染まない。 コメカミが何かに押さえつけられてるようだ。 箱庭のような田舎の古校舎。 無人駅、田んぼ、山、山。廃棄タワー。黒煙。 屋上から殆ど見える。この町の殆ど。 この町を憎んで、嫌ったアイツが居なくなった。 私がアイツを置いていくつもりだったのに。
十八世紀に実在した男装の女海賊、メアリー・リードの物語です。(「小説家になろう」「ねっと小説投稿広場」等、他サイトとの重複投稿)
小学生のころの初恋。 相手にはほとんど何も告げず離れてしまって。 でも高校生になって初恋の彼女と再会してしまって。 俺は彼女に恋してたのだろうか。 俺は彼女に恋しているのだろうか。 俺は彼女に恋するのだろうか。
かなりBL色の強い小説となっております。苦手な方はご注意! 掛け算の要素になっているのは、ハヤブサ×シュバルツです。 シュバルツに魅かれ続けていくハヤブサの恋心と、シュバルツの美しさと、ちょっぴりの忍者アクションが書ければいいな~、と、思っています。
半ばひきこもりとなっていた少年は、十代最後の夏に、何の計画も持たずに旅に出た。 そして、そこがどこかも知らず、偶然たどり着いたその海辺の村では、12年に一度の大祭が行われていた。 その村で、少年は、少し風変わりな少女と出会う。そして、彼女の奇妙な頼みを受け、祭りの日までの数日間をともに過ごす。 村に伝わる古い伝説。 願い札の花火。 岩場に打ち付ける荒れ狂う波。 奇妙な夢。 白いワンピースの少女。 お月見山。 ・・・そして、ほのかな恋心。 その、一見なんでもない数日間は、実は、とある隠された意味を持っていた。 少しだけミステリアスな、ちょっとだけ不思議な、そして切ない。純粋な少年と少女の、ほんの数日間の、ささやかで、ピュアなラブストーリーです。
25年が経ち、中学時代に埋めたタイムカプセルが掘り出された。だが、そこには一つだけ、奇妙な封筒が入っていた。 ・・・時を越え、あのころの秘めた想いが、そのパズルを通して、いま蘇える。
一日一日を大切に 特に青春時代の一日はとても短くて 思い返すと後悔ばかりだったなぁ・・・ って思ったので書いてみた。