歌で魔法を使う人の居る世界のお話。 特に壮大な話が始まるわけでも、物凄い大恋愛が始まるわけでもありません。 決まった主人公はいません。 止まった時間を過ごすようなとある世界の日常のお話です。 その7番目のお話。
雨から目薬を抽出する「私」と少年のおはなしです。 *2014年8月zine展In Beppu出展フリーペーパー掲載掌編。
朝の商談を忘れ寝坊してしまったマナブは、社長からどやされ慌ててボロアパートを飛び出した。運悪く、駅までのバスにも乗れず、炎天下、駅までの道を汗だくで歩いていると、ツンとした女子高生とすれ違う。突然、背後でドサッと音がし、振り向くとその女子高生が倒れて動かない……。公園まで運んで介抱するが彼女には誰にも言えない秘密があったのだ……。
これは元場面緘黙症の25年間生きてきた 本当のお話です。 場面緘黙症とは家では話せるのに学校等 特定の場面で話す事ができなかったり感情を 出せない症状です。 あまり知られていないので知ってほしい気持ちと 悩みを抱えてる人に少しでもヒカリを感じて もらえたらと思っています。
清らかな魍魎と戦うことを余儀なくされた真白たち。 敵を殺めることと、それに対する抵抗感との狭間で真白は揺れる。
人間を殺すことを本能として生きる新人類の少女と、人を殺し生きる場所を亡くした少年。彼らの二人の逃避行の話です。 全8篇構成でのんびり書いていきます。この話は第3編です。