中国の覇者・毛利元就。近畿の雄・豊臣秀吉。あまり、例えば前田利家さんのような柔らかい人望があるタイプには見えない2人ですが。その核となる信念、持論のひとつには、完全に重なる点がひとつ。ソレは一体・・・? そして、そんな2人を見て、長曾我部元親さんは、ひとつの結論を出します。自分と、自分にとって嘘偽りなく大切な、元就さんとの関係に・・・ひとつの結論を出し、覚悟を決めて一石を投じます。元就さんを愛する故に・・・ずっと、今のまま、居られたら良かったのだけれども。そういう訳にはいかないから・・・いかないなら。せめて、未来に芽が出るように、と。 せめてもの陽だまりは、相変わらず小十郎さんと鶴姫さんが、ほのぼのと仲良しな事ですか。
方や、気性の真っ直ぐで熱血な真田幸村さん。方や、苛烈なまでの忠節に生き、義に篤い石田三成さん。そんな2人を誇らしく思いつつ、案じているのは、師である甲斐の虎・武田信玄公と天才軍師・竹中半兵衛さん。2人の師匠は愛する弟子の為を想うあまり、安芸の智将・毛利元就に相談事を持ちかけます。その相談事とは・・・? 小十郎さんと鶴姫さんの『社会科見学』もアリます。
季節外れなバレンタインネタです。 7家門揃って間もない事もあり、結束を目的に、カカオから手作りしたチョコを同盟軍中へ届ける事になりました。東日本の配達担当は鶴姫。 『小十郎と鶴姫とで戦い、小十郎が勝てば毛利家の所領は伊達家のモノ、鶴姫は小十郎の妻。鶴姫が勝てば、伊達家は同盟に参加』。 伊達家を同盟に引き入れる為に行われた、結果的に鶴姫が勝った『賭け戦』。 その『賭け戦』以来、互いを意識しながら、すれ違っていた小十郎と鶴姫。 バレンタインをきっかけに、小十郎が大胆な行動を起こします。その時、鶴姫は・・・?
アロマ・ガラジオ・ティス・ターラサスと名づけられた五枚弁の淡紫色をした蔓花。それはとある美しい女生徒のために交配された品種の花だった。
数取り遊びの一種に指を交互に折る遊びがあります。その必勝法とやらを聞いた時に思いついた話です。 必勝法を聞いたら自慢したくなりますよね。 そんな自慢したくなった男子が気になっている女子の下へ遊びに来た。要約すればそんな話です。
1分で読めます。「話の中に必ず超能力者がひとりは出てくる」というしばりで掌編の連作を執筆中。 超能力者の名前と能力が必ず最後に記載されてますので、答え合わせ感覚で読んでいただければ幸いです。
時は後漢末期……。 世は乱れる兆しを見せ始め、民は生活に苦しみ、宮廷内は荒廃し始めていた。 そんな中、河東郡に密かに生活する一人の男が居た。 彼の名は郭嘉。字は奉孝。彼は生まれながらにして言わば天才、その才は間違いなく出世も難なく出来てしまうことを思わせるほどのものであった。 しかし、彼は飛んだ曲者であった。日々朝から晩まで女と遊び、酒を片手に語らい、まさにやりたい放題。また、自分が認めた者以外とは一切の交友をせず、その存在はほとんど知る者がない。 しかし、そんな彼の日常が、184年に起きた黄巾の乱を契機に、大きく壊れ始める………。 三国時代の波乱の渦中に巻き込まれ、そして散っていった一人の不良軍師・郭嘉の、オリジナル裏物語。
秋山の言葉に未だ傷つく真白。そんな彼女を案じる剣護たちだったが、市枝が真白を気分転換に誘う。 作品画像のピンブローチは、「惑乱」のイメージで選びました。