ジャンル:無為ファンタジー。 ひっそりと穏やかに進む物語。爛熟しやがて衰退していくであろう世界を旅する少年と少女のおとぎ話。 結末は幸せなので安心して読める感じ。
人間のことばを喋る捨てられたピエロの人形、方向音痴のカラス、いつもお腹をすかせた筋肉質のカエルの兵隊たち、独立国家の王様になりたい卵のかたちに異常に太った代理官殿、いつも仲のわるい白と黒の参謀のコンビ、アル中の密偵長など、奇妙な登場人物たちが次々と登場し、物語は歪さを増しながら、破壊の予感に満ちた最終章へ~。 愛するおとこを守ろうとする孤独な魔女の、膨張する闇の世界との闘いの物語。 電子出版しています。次のアドレスからご覧になれます。 http://p.booklog.jp/users/nyanku
昭和20年、夏・・・ 日本は戦争をしていました。 広島に住んでいた、とある少女は、原子爆弾の投下により、この世を去ります。 そして現代・・・ 3人の高校生たちが、戦時下に生きたこの少女の青春と関わる事となり、封印された時間を辿ります。 行き付いた事実に、彼らが感じたもの・・・ ひと夏の経験が、彼らに時空を超えた軌跡を体験させます。
「夜王子と月の姫」 それは”世界”に存在する”星”のお話。 いつしか忘れ去られた悲しい恋の物語。 イリス大陸アークに住むレシオンはとある夜、見知らぬ少女リエルに出会う。 そして少年は己の運命を知る。
近所で夏祭りが行われ、真白は荒太や剣護、怜、碧らと共に祭りを楽しむ。久しぶりに前生における四兄妹が揃い、真白は弟の三郎であった碧が可愛くて仕方ない。一方、その祭りのあと怜と帰路に就く真白は、彼と思わぬ体験をすることになる。海が出てくる章なので、それに見合った、パールや珊瑚を使ったブローチを作品画像に選びました。 「揺らめいて 立ち上る今は昔 想い人も消え 約束は儚い 海の泡」
勇者は正義をつかさどるものですが、果たして正義を掲げられなくなってしまえばどうなるのでしょう。 正義とはどうあるべきかと勇者が混乱する話。 少しだけ、怪物が出てきます。苦手な方はご注意を。
平平凡凡な、どこにでもいる女子高生 森山 春(もりやま はる)は、授業中に居眠りをしていたところ、目を覚ますと見知らぬ雑貨店にいた。異様な雰囲気が漂うその店の店主である老婆に、「お前はこの世界の“救世主”だ。魔王を倒し世界を救わねば、元の世界には戻れない」と告げられ、わけのわからないままお供の粗暴な僧侶と旅に出ることになる。
ダレンシャンという半バンパイアの少年とその師匠ラーテンクレプスリーの禁断の恋物語です。ズバリ、夢小説です。原作ではこのような内容ではないので、ぜひ、そちらも読んで頂けるといいかと思います。 夢小説といっても、私なりに世界観や細かな描写をしたつもりです。その世界の空気感がつたわればいいなぁーと思います。