1982年、今から三十三年前の11月26日。 前代未聞といってよい事件を起こした天才青年 Raymond Kobayashi。 婚約者の一生を棒にふらす怪我を負わせながら、被害者方に好奇の目が注がれる事態を憂慮した警視庁が介入を見合わせたため、報道されなかったのみならず、Kobayashiは傷害の罪さえ免れた。 犯行に至るまでの異常な心理を記した、彼の遺書を見る。
長い夏休みを前に、初恋の相手に告白をした上原裕也だが、呆気なく振られてしまう。そんな彼の耳に響いていたのは、サックスという楽器の音色だけだった。 吹奏楽を通して変わる、少年の思考と感情。 同時に生まれる、新たな恋の蕾。 吹奏楽‐ブラスバンド‐を中心に、少年少女たちの長い夏が始まる。
『雨くゆる、日曜2時に紫陽花まえで。』 の番外編です。 アサヒとナツ、約束のたこ焼きを食べに行く、笑い声あふれる放課後のひとこま。 本編【雨くゆる、日曜2時に紫陽花まえで。】も、どうぞご一読あれ。
ニューヨークの大学に通う野崎桜はそこで同じ日本人、東堂洋輔と出会う。 学校1モテて、遊び人の彼にどことなく魅力を感じて惹かれていくも、一筋縄ではいかなくて…
戦いの止まない世界。 そこで彼らは何を望み、何を目指すのか。 辿り着いた夢の先。 そこには一体何があるのか。 『世界が答えを出すのを待っていても、私達の声は届かないんだよ。』 これは、主人公の陽毬と、その幼馴染4人を取り巻く運命の物語。
夏休み突入! 遊ぶ予定にウキウキするロイドの前にあの漢がやってくる 一気にかき乱される『ビックリ箱騎士団』はモヤモヤのまま―― 一方、かつてエリルをさらおうとしてロイドに撃退された男、プロゴの前に金髪の美男美女が現れる
彼は朝の通勤のバスで毎日、私の隣にかならず座って来る。 そこから始まる、この世界の何処かにでもあるかもしれない恋のおはなし。 完結しています。
美術部員一人だけとなった文兎は気分転換に母校の小学校へと足を運ぶ。 自ら描く絵のポーズを決めようと教室を回っていると、六年前、当時小学五年生のころを曖昧に思い出すが多くが欠落しており、いつしかその空白を埋めようと記憶を頼りに自分だけの『秘密基地』を探す。 文兎は記憶の果てに誰も知らないような木造建ての建物へと行き着く。 そこで文兎は真冬なのに薄着の少女と出会った。 その少女は文兎へと言う。 「ひさしぶり」と。 二人の止まった時間は、やがて溶けるように動き出す。
夜の街灯に戯れる虫をみて、たずねる彼女。 蛾か蝶か。 そんなたわいもない会話から、自分の変化や魅力というものについて不安に思う彼女。 変わらない世界があるのかもしれないとネバーランドいう少しメルヘンに落とす僕。
ハヤテさん → ハヤブサさん × シュバルツさん の、「BL小説」です。ハヤテさんがハヤブサさんに想いを寄せているため、ハヤブサさんを抱く描写がございます。これが理解できない方、苦手な方は閲覧されない事を強くお勧めいたします。ハヤブサさん受け、シュバルツさん受けが楽しめる方のみ、どうぞ閲覧なさってください。 昼メロ臭漂う話ですが、書き上げられるよう頑張ります。