水島基君、私の小学校3年のときから、ずーと同級生で席も隣が多かった。あることが、きっかけで私は彼のことを意識し始めて、それから彼の後ろを追いかけて・・ 初めてモト君と待ち合わせした時と同じように、柱の陰で来るのを待っていた。彼はまだ私との留メ具を持っていてくれるのだろうか・・ 大学の学生会館の前、必ずこの前を通るはず。 来た! その時、周りは見えない、モト君だけしか私には映らなかった。あの青と紅の蝶々お守りを握り締めて、私、自然と小走りになって、 絢と僕の留めメ具の掛け違い・・そして の本町絢の気持ちを綴った物語 第1章~最終章結末
絢とは小学校3年からの同級生で、席が隣同士が多い。6年の時、僕は、一緒に勉強するかと言ってしまった。その時から二人は接近してゆくが、高校生になって、だんだん会う日が少なくなって、僕の思い違いから離れてしまう。僕は、地方の大学に進んだが・・二人の留メ具は 第1章~最終章
2021年4月テキレボEX2わくわくおためしパック用ペーパーへ掲載した作品の再録です。 猫宮ゆりの一次創作小説新作『潤雪腐し』の番外編で、人魚の伝説が残る北の町に暮らす姉妹のひとこま。『潤雪腐し』は架空の北欧風ダークハイファンタジー・2021年11月6日第三回紙本祭(オンライン同人誌即売会)にて発行予定です。なお、既刊『凍露』の関連作(※舞台が同じ・直接の続編ではない)となっています。