「何年かに一度、波が虹色に見えることがあるんです──」 奇妙な言い伝えを信じて浜辺に通う紗雪と、人の記憶を蒐集していたとされる高祖父を持つ透子。 海は優しいようで冷たい。美しいようで恐ろしい。 ざざと波が鳴るので、私ばかりが淋しい。
「萌え上がれキョンタム」あらすじ これは、青年キョンタムが 失恋から立ち直るまでの、 とても長い人生の、とても短いお話。 北の国に破れたタリホー連邦。 戦災孤児のキョンタムは 孤児院に預けられ、 幼年期を過ごす。 やがて大人になり、 恋人ティチヴァン・ミュノリと 甘やかな恋愛にふけるが、 ミュノリはある日突然 出ていってしまう。 悲しみにくれるキョンタム。 大手スーパーのティニ屋支店長に なった彼は持ち前のビジネスセンスで 店を成功に導く。 とんとん拍子に出世するが、 いつも、いつまでも心は満たされない。 彼はミュノリを探すが……。 ちょっと不思議な読後感の、 「ファンタジー系」シリーズの スピンオフ作品です!☺️