僕は何かの用途を感じてこの店のドアを開いたはずなのに、それが何だったのか。もはやわからなくなってしまった。暗闇の中、僕が本当に望んでいたものは何だったのか。そして、これだったのか?
恵まれない青春を送ってきた女の子、珠城柚子。ちっぽけな彼女が、小さな失恋を胸に《女王》へと成り上がっていく物語。 そして成り上がった後の愚痴。
彼は小鳥のように笛を奏でる。彼は小鳥のように軽やかに舞う。彼は美しい。僕は彼を愛している。彼は小鳥のように飛び立っていく。