高校に入学した日。私は初めて、花壇の前で先輩を見かけた。 平穏に感じる毎日。だけど時々ふと疑問が浮かぶ。 特に先輩を見かけた時には。
そうして、二人で歩き出す。白い絨毯の上に、足跡の平行線を描きながら。
炬燵に座って、いつか皆でゆっくりしたい。
ふにゃふにゃとした日常。
わかる人にはわかるかと。
人口13億人を超えた日本。人口縮小のため政府は「尊厳死案」を実施することとなる。 「尊厳死案」とは国民の5分の1を無作為に選出して選ばれた人は安楽死剤を投与し、人口を減らすのが目的の案件で、その抗いようのない悲しい現実に向かい合っていく物語。
大人たちには内緒だぞ。ここは、おれたちの秘密基地だからな。
私の最後の愛の囁きは、雨の音に溶け込んで、やがて消えた。
左右から手が差し伸べられている。どちらを選べばいいのかなんて、はじめから知れていたというのに、どうしておれは迷ったりしたのだろう。
命、それは君の弾くピアノ。
私は、女優になりたい。女優にしかなりたくない。
胸の内にある往生際の悪いものを振り切るように。