ポリブクロ

拙い文章だけどよかったら読んでみてください!

今は夏。そして大学一年の夏休み。
今日はとにかく暑い。多分32度くらいあるだろう。
そんな中、俺はバイトだ。
テーマパークのうさぎの着ぐるみを着て、風船を配ったり写真を撮ってあげるバイトだ。
こんなクソ暑い中、こんな分厚い着ぐるみを着て、人口密度の高いこの場所で、俺は頑張っている。
春から大学生になり一人暮らしを始めた。食費やらなにやらは親からの仕送りの金で足りると思っていたが、意外と足りないことが分かった。
ちょうど夏休みだし、短期で時給がよかったからこのバイトをすることにした。
今では少し後悔している..。
(あ!あと1時間!あと1時間すれば終わる....!)
自分を励まして、体を目一杯可愛く動かし、周りの人たちに風船を配る。
「バカじゃないの」
そう聞こえた声が後ろからしたので振り返ってみると、そこには金髪ロングの可愛らしい女の子が、バカにしたような顔で俺を見ていた。

ポリブクロ

続きます

ポリブクロ

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-08-24

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted